さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

ラグビーワールドカップ2015 "One for All, All for One"

2015年10月14日 12時10分36秒 | Web log
わたしが小さかったときの青春ドラマといえば
ラグビーだったと記憶しています。

村野武範のとびだせ青春とか、
中村雅俊のわれら青春とか、覚えています。

スクールウォーズとかもラグビーだったと思いますが
あまり覚えていません。

古いラグビードラマのほうが記憶に残っています。

で、ジョナサンがラグビーをすることになって、ラグビーの試合をみたりする
ようになったのですが、日本VS南アフリカの試合は本当にすごかったですね。

目を引いたのは五郎丸選手の儀式にも近いキックのポージング。

話はちょっと逸れますが、日本に帰国するときにイミグレーションを通る
わけですが、パスポートをチェックし、スタンプを押し、返却するという作業を
リズム&テンポを組み入れ、作業を儀式的にこなすオフィサーを
見かけます。

反復性の強い作業に小気味よいリズムとテンポを導入して、パターン化するところが
ほかの国ではあまり見かけないので、日本らしいなぁといつも思うのですが、イチローが
打席に立つときの所作とか、五郎丸がキックするときのプロセスとかね、共通するものが
あるような気がします。

それで精度や集中力を高めるのかな?

お餅つきとかも似てるかも。

ま、それはさておき。

五郎丸選手が試合後に「日本代表に いる外国人選手にもスポットを」と
ツイッターしたときに、確かにそうだよなぁと思いました。

五郎丸選手は本当に素晴らしい選手だと思いますし、彼の精確なキックで得点を
稼いだというのも事実です。

日本人だし、メディアが持ち上げるのもわかりますけれど、南アに勝ったときに
カーン・ヘスケスが逆転トライを決めたのにメディアで取り上げられたのは
五朗丸選手の名前が圧倒的だった感がしました。

ちょっと違和感。

で、外国人選手が30%を占めるナショナルチームを日本のチームとするのはおかしい
といった声が聞こえたりして、

へぇ、そう考える人もいるんだ....と思いました。

主将のマイケル・リーチ選手は帰化して日本人になって出場しましたが、それだって
わたしが考えるに、すごいことだと思います。

人にもよるかもしれませんが、自分の国籍を放棄するってそんなに簡単なことでしょうかねぇ。

ま、冷めた目で見て、「自国でナショナルチームにはいるよりは、日本のナショナル
チームにはいったほうがワールドカップに出やすいからそうしたんじゃないの?」
っていう人もいるかもしれませんけれど...

たとえ本音がそうであっても、それでも国籍を放棄するってどんなもんですか?

例えば二重国籍を認める国で自分の国籍をもちつつ、その国の国籍をもつというのと
ちょっと重みが異なるわけです。

なのに、「元外国籍だった「日本人」選手や外国籍選手がいるからおかしい」というのは
非常に排他的なというかちょっと失礼な考えじゃないかと私は思いました。

自分の国籍を放棄し、あるいは自国のオファーを断って、日の丸を背負って戦い、
歴史的な勝利へと導いてくれた何人かの選手には心から敬意を表したいと
私は思うわけです。

五郎丸選手が最後のインタビューでインタビューアーが五郎丸選手のことと
「 日本の子供たちにとって五郎丸選手はヒーローで、みんなが真似しているんですよ 」
と言及したときに

「ラグビーにヒーローはいません」

とはっきり言っていたことにとても好感をもてたし、キック同様に

「彼はぶれていない」と思いました。

One for All, All for One

ラグビーの合言葉、素敵ですね。

2015年10月14日 08時21分06秒 | Web log
今日は朝から雨のパースです。

パースは地中海性気候に属していて、とにかく一年中天気がよろしい。
雨が降ってもすぐ止むし、日本の梅雨のように雨が長引くということが
ほとんどありません。

ま、そんなことはどうでもいいのですが、乾燥した空気や大地が
雨でしっとりするのを感じるのは、なんとも心地がいいです。

で、朝ちょっと庭仕事をしたら、かたつむりが芝生の上に沢山出現
しておりました。

きっとかたつむりも、久々の雨に喜んでいることでしょう。

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