生後10日目
朝9時に、ようやく分娩室への扉が開かれた
変哲もない扉が、私には、黄金の扉に思われた
おぉ、これで自由にイキめるのかもうすぐ、つらく苦しい事からの解放だ!Its Freedam
Dr、助産師、各専門Dr(だと思う)、実習生(なんせ大学病院ですから)を数えたら、十数名がズラリと勢ぞろい。
もちろん、彼らは、私の足側から見ている。
つまり、分娩シーンを十数名のスタッフ+実習生に見られているわけです。
まっ、今更恥ずかしがっちゃいられない
そんなことより、陣痛の波のほうが先だよ
パチンッ
なぬぅ~、停電だよ。
一瞬にして、分娩室のあらゆる電気が消えてしまった。
外は、大雨で大嵐
っていうか、そんなの私に関係ないっ
電気がなくったっていいんだよっイキめるでしょ 産めるでしょ
5分ほどで回復。
Drが、お腹の赤ちゃんの心拍低下しているので、触ってみて「動き出したらこのまま産みます!動かなかったら、帝王切開します」・・今更、帝王切開?もっと早く言ってほしかった
触った瞬間「破水したっ羊水もほとんど無いじゃないか!」とDr。おっ、なんだかTVドラマのような緊迫感。
いざっ いざっ
あれ?陣痛は?
待てど暮らせど、陣痛の波が来ない
分娩台に足を広げて出産ポーズの私
足の前に立っているDrと助産師
それを後ろで見ている諸々
シラーッとした空気を感じる
待つこと5分。
キタッキタッ
「はいっ、イキんで!深呼吸して、もう一回いけるかな・・」
2,3回イキんで、またシラーッとした空気。
陣痛来ないよ
みんながチラチラ時計を見出す。
えっ?私のせい??私も「まだかなぁ・・」と時計が気になる。
ねぇ、TVっでは、すぐに産まれてるじゃない。私の友達もすぐに産んでるんだよ。
5分に一度のペースの波が、徐々に間隔が空いて行く。
イキんでも、イキんでも、「あかんぼちゃん」やって来ないよ
「赤ちゃんの心拍低下してきてますから、次の波で引っ張りだします」とDr。
「ハイッイキんで、イキんで、もう一回、もう一回、ちょっと押すからね」
「ぎゃーっ」と絶叫。だって、お腹をグイッと力任せに押されたんだものびっくりするくらい痛かった。
でも、「おぎゃーおぎゃー」と泣き声と共に、待ちに待ったあかんぼちゃんが
これぞ、TVのシーンではないか。
その後、カンガルーケアで産まれたてのあかんぼちゃんが、私の胸に
分娩室で2時間、親子3人で過ごす。(全然みやちゃん登場してませんでしたが、立会い出産してたんです。喉が渇くので、お茶を飲ませてもらってました)
で、その後のあかんぼちゃんは、とりあえず保育器へ。私は5時間安静に・・・
ってな感じで、ようやく、あかんぼちゃんとご対面できたのでした。
Drの言っていたとおり、「女の子」でした。
朝9時に、ようやく分娩室への扉が開かれた
変哲もない扉が、私には、黄金の扉に思われた
おぉ、これで自由にイキめるのかもうすぐ、つらく苦しい事からの解放だ!Its Freedam
Dr、助産師、各専門Dr(だと思う)、実習生(なんせ大学病院ですから)を数えたら、十数名がズラリと勢ぞろい。
もちろん、彼らは、私の足側から見ている。
つまり、分娩シーンを十数名のスタッフ+実習生に見られているわけです。
まっ、今更恥ずかしがっちゃいられない
そんなことより、陣痛の波のほうが先だよ
パチンッ
なぬぅ~、停電だよ。
一瞬にして、分娩室のあらゆる電気が消えてしまった。
外は、大雨で大嵐
っていうか、そんなの私に関係ないっ
電気がなくったっていいんだよっイキめるでしょ 産めるでしょ
5分ほどで回復。
Drが、お腹の赤ちゃんの心拍低下しているので、触ってみて「動き出したらこのまま産みます!動かなかったら、帝王切開します」・・今更、帝王切開?もっと早く言ってほしかった
触った瞬間「破水したっ羊水もほとんど無いじゃないか!」とDr。おっ、なんだかTVドラマのような緊迫感。
いざっ いざっ
あれ?陣痛は?
待てど暮らせど、陣痛の波が来ない
分娩台に足を広げて出産ポーズの私
足の前に立っているDrと助産師
それを後ろで見ている諸々
シラーッとした空気を感じる
待つこと5分。
キタッキタッ
「はいっ、イキんで!深呼吸して、もう一回いけるかな・・」
2,3回イキんで、またシラーッとした空気。
陣痛来ないよ
みんながチラチラ時計を見出す。
えっ?私のせい??私も「まだかなぁ・・」と時計が気になる。
ねぇ、TVっでは、すぐに産まれてるじゃない。私の友達もすぐに産んでるんだよ。
5分に一度のペースの波が、徐々に間隔が空いて行く。
イキんでも、イキんでも、「あかんぼちゃん」やって来ないよ
「赤ちゃんの心拍低下してきてますから、次の波で引っ張りだします」とDr。
「ハイッイキんで、イキんで、もう一回、もう一回、ちょっと押すからね」
「ぎゃーっ」と絶叫。だって、お腹をグイッと力任せに押されたんだものびっくりするくらい痛かった。
でも、「おぎゃーおぎゃー」と泣き声と共に、待ちに待ったあかんぼちゃんが
これぞ、TVのシーンではないか。
その後、カンガルーケアで産まれたてのあかんぼちゃんが、私の胸に
分娩室で2時間、親子3人で過ごす。(全然みやちゃん登場してませんでしたが、立会い出産してたんです。喉が渇くので、お茶を飲ませてもらってました)
で、その後のあかんぼちゃんは、とりあえず保育器へ。私は5時間安静に・・・
ってな感じで、ようやく、あかんぼちゃんとご対面できたのでした。
Drの言っていたとおり、「女の子」でした。