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MBC アイルランド(2004, 09) 演出-キム・ジンミン、 シナリオ-イン・ジョンオク 出演-イ・ナヨン、キム・ミンジュン、キム・ミンジョン、ヒョンビン

■イ・ジュンア(イ・ナヨン) -アイルランド名ジョージア・ショー。 アイルランドでインターン生活をした。 三歳の時に アメリカに養子に行った。 そこでアイルランド系アメリカ人の家庭で育った。幸せだった。 白人の家族-お父さん、お母さん、お兄さん-その中で 彼女も白人として暮して来た。 家族は故郷・北アイルランドに引っ越した。 不安定な国だが 家族は彼女を守ってくれた。 IRA団員の兄のため 家族が報復攻撃を受けた。 その時、その場で彼女は彼らを裏切った。 彼らの墓の前では 涙が流れた。 その時になって やっと自責感に胸を打たれた。 彼女はこれ以上 アイルランド家族の一員ではなく、これ以上の意思もなかった。 彼女は 最後に韓国の地が踏みたい。 ■イ・ジェボク(キム・ミンジュン) -再婚した母と、アメリカに養子に送ったという妹一人が彼の家族だ。  もの思いなんて少しも出来ない彼も、たった１つ 母と妹に対する切なさだけが残っている。 ただ最小限の人生を生きれば良い。 お母さんだけが健康に、自分は特に意味の無いゴミのように生きる。 女性を誘う才能に長けている。 そんな才能でも無かったとしたら、多分通りで凍え死んだはずだ。 だから年下のハンに取り入って 暮しながらも堂々としている。 皿洗いもして、マッサージもしてあげる。 だけれども 大声をあげ、物も壊して 悪口も言いながら暮す。 どれほど自信感の過ぎる人生か... ■ハン・シヨン(キム・ミンジョン) -幼い時代は結構裕福な家庭の長女として育った。 この先も食べるに困らず生きていけると思った両親は お金心配もないだろうから、と子供をたくさん生んだ。 幼くして子供の可愛さを競う大会で賞も貰い、それによって子役タレントの経歴まである。 しかし高等学校入学と同時に父の事業が失敗した。 どうしようもないほどに落ちぶれてしまった。 いい生活だけをしていたせいか、弟妹達には生活力がない。 お姫様病 １つさえ除けば 彼女が一番ましだ。 金を稼ぎ家の暮しに貢献する女性。 現在 小さなエロビデオプロダクションで 俳優仕事をしている。 胸がきれいだから隠して腐らせてしまうのは勿体無い。 しかし糸口さえ 上手く捕まえれば 必ず本当の映画をするつもりだ。 ■カン・グク(ヒョンビン) -孤児として育ったカン・グクは 幼い頃、牧師の父と母と共に行った遠足。 交通事故で同じ車に乗っていたのに彼は生き残り両親は死んだ。 孤児になった彼は 父の懇意な友達の手で育った。 父の友達も 牧師だった。 しかし,牧師振りが合わず、大学路でポートレート描いて生きる。 彼は小さい頃とにかく病弱で、変わり者の画家の指導で武術を学んだ。 画家と酔拳の真似をしたりして遊んだ。 画家のように絵が描きたかったが画家がとめた。 芸術をすれば疲れると。疲れるとしても今彼は常に誰かの面倒を見ている。 だから図らずもボディガードまでするようになっただろうか? その上精神病を患うジュンアまで 守らねばならない。 人生は一筋縄ではない。   ■■ あらすじ ■■ 三歳になった年養子に行ったイ・ジュンア(イ・ナヨン)はアイルランド系家族の中の一員として成長する。 医大を終えてインターン生活をしている時、彼女は家族が殺害される現場を目撃する。 彼女は極度の恐怖心のため、家族の死から目を反らし、死にゆく家族にどんな医療的処置もできなかった。 自責感は日常を粉々に壊した。精神的恐怖は沼のようにジュンアを引きずり込む。 彼女は最期の地を踏むために韓国行きの飛行機に乗り込む。 警護業務のためヨーロッパを訪問したカン・グク(ヒョンビン)は飛行機の中で見慣れない姿のジュンアと偶然出会う。 酷い健忘症のジュンアのせいで彼女のパスポートは偶然カン・グクの手元にやってきて、2人の縁が結ばれる。