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アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ユキヤナギ、クロヤナギ、アセビ - 安城デンパーク

2025-03-27 07:00:00 | みんなの花図鑑
今日もまた 安城デンパークで3月21日(金) に撮った花たちです。時間がどんどん経っていくので、 大急ぎで脈絡なく?放出です m(_ _)m


ピンクユキヤナギ



ふつうのユキヤナギは白の細かい花がたくさん集まって咲くと雪が積もったように見えるのでユキヤナギなのですが、こちらは蕾が濃いピンクで開いた白い花弁と混ざってピンクに見えるユキヤナギの品種です。





安城デンパークの彩の花木園に数本あります。



ユキヤナギの学名は Spiraea thunbergii です。バラ科です。ヤナギ科ではありません。
属名の Spiraea は ラテン語で「螺旋」を意味します。コデマリの属名も Spiraea です。



クロヤナギ



花穂が黒いから クロヤナギなのですが、開花すると、ふつうのネコヤナギと同じでちっとも黒くありません。






クロヤナギは ネコヤナギの突然変異種で、ネコヤナギの雄花の「苞」の部分が黒くなったので、開花する前(おしべが伸びる前)の花穂が黒く見えるのです。




なので、苞よりも長く雄しべが伸びてしまうと 普通のネコヤナギとあまり見分けがつかないのです。










アセビ



アセビの学名は Pieris japonica subsp. japonica
種小名が japonica となってますが、中国にも自生します。





「馬酔木」の字は「ウマが葉を食べれば毒に当たって苦しみ、酔うが如くにふらつくようになる木というところからついたとされる」(wiki「アセビ」)










「花の直径は6~8ミリほどで口のところは浅く五つに裂け、内部には10個の雄しべと1個の雌しべがある。雌雄同株。花の奥には蜜が光るが、アセビは花にも毒性があり、蜂蜜で中毒を起こした例もある。」(庭木図鑑 植木ペディア「アセビ」より)




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