アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ムクゲ - アオイ科のシベ

2024-08-11 15:00:00 | みんなの花図鑑
ムクゲ(自宅)

自宅のムクゲです。よく見る中心が紅い(日の丸型の)花です。




雄しべ筒の外周から段々になって花糸が出ています。


雄しべと雌しべは別物なので、雄しべ筒の中から雌しべが突き出しているわけで、その境界があるはずなのですが、このムクゲでは 花粉粒にまみれて 境界がはっきり確認できません。






中心部分に小さな花弁が一枚見えますが、おしべが花弁化しているところです。






ムクゲ(神社)

やはり中心部が紅いムクゲです。










自宅のムクゲでははっきり分からなかった 雄しべ筒と雌しべの境界。



あまり期待せずに撮ってみたら、今度はバッチリ写ってました (^_-)-☆





ムクゲ(八重)

八重のムクゲの花弁は 雄しべが花弁化したものだということです。



他の花では八重になるとシベが無くなってしまうものが多いのですが、ムクゲではシベがまるでなくなるまで花弁化することは、逆に、珍しいようです。








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