
夏の花の代表、サルスベリ。
これは 木の下の芝生に落ちていた花一輪をカメラに収めたものです。

なぜそんなことしたかというと、サルスベリの花はあまりに群れて咲いていて ひとつひとつがどうなっているか、よく分からないからです。

一枚目の 一輪の花から分かることは、花は、6枚の萼片のうえに 長い花柄つきの花弁6枚を広げ、中央にたくさんの黄色い雄しべをつけ、外側から別の6本の雌しべが さらに長い足を伸ばし、その先は中央の背の低い黄色い雄しべのほうへ屈曲しているということです。

実は 花の中心に伸びている黄色い雄しべは 虫に食べてもらうための食用花粉だったのです。

雌しべは たった一本。
虫が花粉を食べに来て 黄色い雄しべに留ると、長い生殖用雄しべの花粉が背中に付き、横に突き出した雌しべに受粉するしくみになっているようです。
ちょうど良い大きさの虫が来てくれればいいのですが、不相応に大きなクマバチがよくブンブン群がってますね (+o+)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます