アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

アオツヅラフジ、エビヅル - ブドウですか(´∀`)

2020-09-29 12:04:52 | みんなの花図鑑
見出し画像は アオツヅラフジの青い果実です。

アオツヅラフジ

アオツヅラフジはツヅラフジ科アオツヅラフジ属の落葉つる性木本で青黒い実を付け、このつるから葛篭を作ることから「アオツヅラフジ」と名前が付いたというのが一般的なようです。




同じ日同じ場所で 花がまだ咲いていましたので、説明にちょうどいいと 撮ってきました。花と実の大きさを比べてください。




雌雄異株で、果実が生っているからこの花は 雌花です。雄花雌花とも花弁と萼片は6個です。
ひとつの雌花には雌しべ6個あります(松江の花図鑑)。
雌しべ6個という表現には少し違和感がのこりますが、いずれにしても雌しべの子房は6つの部屋がありいま白緑色をしています。




受粉するとその1つ1つが次第に膨らんでこのように6つの実が付きます。




ひとつの花に 6つの実が付くのですから、付き始めはにぎやかです。




でも、6つ全部が最後まで大きくなるわけではありません。熟すと 青黒い色になり、まさしく小さいブドウの房のようになります。でも有毒ですから 良い子は食べないでね (^_-)-☆




エビヅル

エビヅルは ブドウ科ブドウ属のつる性植物。やはり雌雄異株です。




この葉の裏面に毛が密生した様子をエビの色に見立てたとか。 また、果実が熟すと黒くなるが、その色に似た色を「葡萄(えび)色」というのだそうである。(エビヅル (海老蔓): 花々のよもやま話)




エビヅルの実は まさにブドウです。 今は マスカットですね




黒紫色に熟した実はとてもおいしい
ブドウより少し小さいけれどブドウに負けずに甘くておいしい (神戸の花と木「エビヅル」)



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