アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

タケニグサ - ロックガーデンにて

2020-07-25 15:45:06 | みんなの花図鑑
愛知県緑化センターのロックガーデンで発見。


いや、 再発見のようだ。 前見たときは、いつだったか忘れたが、 名前が分からなかったので ここへアップしていない。
今回は スマホの Google Lensアプリで検索したら 「Macleaya」と出てきた。




名前が分かればこっちのもの。 検索してみると、 予想外のことがいろいろ判明。
Macleaya は 英文wikipediaを機械翻訳すると 「マクレア」と訳し、和名は英名とは関連のない 「タケニグサ」と判明。
さらに、ロックガーデンに植えてあったから、 外来種かと思ったが、 「タケニグサ(竹似草、学名: Macleaya cordata (Willd.) R.Br.)はケシ科の多年草で日当たりのよい草原、空地などによく見られる雑草である。」(wiki 「タケニグサ」傍点引用者)
そうなんだ! 私は ここでしか見たことがない!




「嫌われ者世に憚るといわれるが、タケニグサも人家の近くに生えて嫌われることが多いようだ。あっという間にすくすくと伸びて花を咲かせるが、有毒植物で、かぶれることもあるようだ。」
とあるブログに そう書いてあった。
私の感想(...など、どうでもよいが...)といえば、 「これは 観賞・観葉価値の高い 外来の植物に違いない。 だって、こんな白い花を咲かせてオレンジ色の果実?になる植物みたことないもの! これは トウゴマの花を始めてみたとき以来の感動ものだ!」というものでしたから (^^ゞ




調べると、
「本州~九州の日当たりの良い場所に自生し、森林伐採などの時には逸早く生育するパイオニア植物と知られます。」(かぎけん花図鑑「タケニグサ」)
「日当たりのよい荒れ地などのやせた土地に多くはえる高さ1~2mの多年草。
いわゆるパイオニア植物(先駆植物)です。」(EverGreen植物図鑑「タケニグサ」)
判で押したように、 パイオニア植物と書いてある。




結局、日本では 家の近くでどんどん増えて始末に困るから嫌われ者だが、 よく見るとかわいいし、面白い花のつけ方をさせるので 欧米では観賞用に栽培されていたものが、ここロックガーデンに植栽されているらしい。




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