アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

コキア、ホウキギ、箒草

2022-10-25 06:00:05 | みんなの花図鑑

岡崎平野の水田地帯は、かつての矢作川の氾濫原です。




氾濫原には砂州があり周囲より一段高くなっています。



そういうところは畑として利用されます。




土壌も砂がちの粒度分布なのです。



そんな畑の一か所にこのコキアたちは植えられています。




ホウキギの名は 乾燥させて庭箒として使ったから。



ホウキグサとも呼ばれ、秋田のほうでは緑のままのホウキグサの実を乾燥させ ゆでて皮をむいて・・・




手間暇かけて作ったのが 畑のキャビアとよばれる「とんぶり」です。




かつてはコキア属(Kochia)に分類されていたので、コキアと呼ばれていますが、今は 学名 Bassia scoparia とバッシア属になっています。
観賞用に栽培されるのは、主に変種のトリコフィラ(Bassia scoparia var. trichophylla)です。


ホウキギ(コキア) - 愛知県・リトルワールド


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