アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ローズマリー - 安城市OG

2020-02-04 22:12:31 | みんなの花図鑑

ローズマリーは、地中海沿岸が原産地のシソ科のハーブ。
学名は Rosmarinus (ロスマリヌス) というラテン語で、 それゆえ 抽出した精油をロスマリン油といいます。
学名の ros は「露」や「雫」を意味し、 marinus は「海」の意。そのため日本でも「海の雫」と呼ばれることがあります。





ローズマリーといえば甘くほろ苦い香りが特徴で、メンソールにも似た清涼感もあります。




雄しべが2本、雌しべが 1本。




目が慣れると2本の雄しべの先端の黒紫色の葯や、雌しべの先端の開脚V字状柱頭が目を惹きます。(樹木見て歩き「ローズマリーの花」)




和名マンネンロウの漢字表記は「迷迭香」である (wiki)


ニホンズイセン - 安城市Oo

2020-02-04 11:30:15 | みんなの花図鑑

このスイセンは よく見るニホンズイセンの仲間だと思うのですが、花の形状がすこし違ってます。




花弁や 副花冠の形を見てください。 襞(ひだ)があるというか、よれてますよね?
典型的なニホンズイセン の副花冠は 盃(さかずき)のように 丸く整然としてました。




この副花冠の円周は 多少 典型的なニホンズイセンの副花冠に近いですが、今度は 内側の雄しべの位置に ひらひらがついています。




これもそうです。




上から見てみると、こんな風です。 八重咲のスイセンがありますが、あれは 副花冠や雄しべが ひらひらに 変化したものと言われてます。このスイセンも 進化してやがて 八重咲きスイセンになるのでしょうか (^^)/