
アキニレは秋に花が咲き秋のうちに果実が成熟する。同じニレでも ハルニレは 春に花が咲き春のうちに果実が成熟する。

以前は樹皮から縄を作り、若芽を食べたという。飢饉の際は種子も食べたという。(木々@岸和田「アキニレ」)

落葉樹なのに葉が厚く、表面に光沢がある。(同上)
アキニレの果実は翼果。翼があり、風によって飛ばされて散布される。(植物雑学事典「アキニレ」)

1つの果実の中に、小さな種子が2つ入っている。(同上)

秋になって葉が落ちてもなかなか果実は枝から離れない。冬の木枯らしが吹く時になってようやく少しづつ果実は枝を離れて散布される。(同上)