白隠禅師「軟酥（なんそ）の法」＋α

江戸時代の禅僧・白隠禅師は、修行のやりすぎで
禅病（ノイローゼ状態）に陥ったが、
京都白川の山奥に住む「白幽子」という仙人に
伝授された「軟酥（なんそ）の法」により健康を
回復したと伝えられております。
頭の上に鴨の卵ほどのいい香りがする軟酥
（クリームのようなもの）の塊があるとイメージし、
それが次第に融けて流れ出し、自分の体の調子の悪い
部分を浸し、症状を洗い流してしまうと
内観する方法であります。
これは、白隠禅師の名著「夜船閑話（やせんかんな）」
に書かれています。

コレは、いわゆるイメージ療法（自律訓練法）であります。

「段々手のひらが暖かくなってきます。
　その暖かさが段々全身に広がっていきます。」です。

ワタクシ、パニック障害or過換気症候群に陥ったとき
心療内科に行って、自律訓練法や薬を処方して
いただいたのですが、チットも回復しない。
そこで、「軟酥（なんそ）の法」をアレンジして
回復したのであります。

「パニック障害」は、ある事柄に対し、不安や恐怖を
感じてしまい、自律神経を司る脳の脳幹の橋に「青斑核」
という神経核があるのですが、ここでノルアドレナリンと
いう神経伝達ホルモンを過剰に生産してしまうのであります。

なった方しか分からない非常に苦しいものであります。
ワタクシも初めいきなりだったから、死を覚悟した。
心臓バクバク手足はしびれ、呼吸が出来ないで、白目
ピクピク。普段でも緊張状態で肩や背中はバリ張りで、
めまいはするは、車を運転すると歩道に寄ってくのです。

で、バーチャル臨死になるぐらいの不安や恐怖の
状況をつくれるぐらいだったら、
逆手にとって、「パニ障」「不安神経症」の方は
成功願望法の権威なんじゃないかと思ったのです。

「パニ障」「不安神経症」の皆さんに幸あれ。
パチパチ。

どっかの捏造健康番組とは違い
実証済みの体験をここに記す。

ゆったりと、あぐらをかくか、楽に座りましょう。
寝るのもあり。
リラックス。リラックス。
お気に入りのお香やアロマを部屋に
香らせるのもなおよろしい。
香りは脳に直で作用する。

微かに聞こえる程度の好きなBGMも。
そして、輝く瞳を閉じる。
（それだけで、α波はでる。あやしい道具はいらない。）

水浴び出来るほどのタライor子供用プールに
この世で最高級のなんにでも効く
いい香りがするお薬が入っております。
綺麗なエメラルドグリーンです。

じゃ、片足から入ってみましょう。
服は脱がなくよろしいよ。

『おうぅっ」人肌のごとくヌルめです。
お酒もヌルめの方がイイというじゃないですか。
それでは、軟酥を持ってきてもらいましょう。
「えっ、誰に？」

以外と長くなったので、つづく。