アウワの残響

サウンドヒーラーのスピリチュアルな日々。

あおもり犬

2006-09-06 17:05:33 | アート
青森県立美術館に行ってきました。

ようやく青森に県立美術館ができた。

三村県知事は、芸術に予算をもっと使ってくれてよいぞ。

民家に向けて実弾誤射してしまう怪しからんアソコとか
海に放射能垂れ流しするアソコに予算使うより、
ずっとずっとゲージツに予算まわしちゃいなさい。

神童とよばれる以前に県立郷土館に本物の「モナリザ」を
観にいった覚えがある。

すごい人で、人のスキマからようやく観ることができた。
ひびが入っていて全体的にぼや~っとしていた。

お金で絶対買えない子供のときの記憶。プライレス。
今でも頭に残ってるんだよね。「モナリザ」の微笑み。

そんなのを未来を担う子供たちにいっぱい体験して
もらいたいよね。プレステとかのバーチャルな体験じゃなくて。


今回のシャガール展の目玉の「アレコ」の舞台画。
四幕揃うのは、今回限りなので見といたほうがよろしいかと。
朝一の飛行機で来たみたいな県外の方が多いようで。
ごくろうさんです。

僕はシャガール独特のあの世界が前から好きなので満喫できました。
おなかいっぱいになりました。


棟方志功は、直接観たほうが、色使いがポップできれいです。
文字から伝わる伝わる巨匠のメッセージ。


また、ウルトラマン世代なので、成田亨氏の怪獣の原画も
楽しみました。
なんとなくあのころの怪獣のデザインて、子供ゴコロに
なんか感じるものがあったんだけど、今日改めて原画を
観てデザインの完成度の高さを実感しました。


奈良美智氏は、年代が近いせいなのかすごくイイ感じです。

たしかアトリエでThe clashの「LONDON CALLING」
爆音でかけて作業してるって話雑誌で読んだけど。
なんか納得してしまいます。

巨大な白い犬のオブジェ「あおもり犬」に
おもわず、ニヤリ。



五感、六感を通じて見えないけど作者の意気込みというか
高度な周波数というか「本物」にしか出せないモノは、
空間や時間を越えて感じ取る能力は誰にでもあるものだと
いうことを今日は体感してきました。
展示室ごとに空気がガラリと変わりますんで。

と「アウワの響」的にまとめてみました。