オータムリーフの部屋

残された人生で一番若い今日を生きる。

慈善団体?への寄付

2015-12-04 | 国際
フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)と妻のプリシラ・チャンは12月1日、「Facebook」への投稿で、自分たちが保有するフェイスブック株の99パーセント――現在の価値で450億ドル相当――を、夫妻の新しい慈善団体「チャン・ザッカーバーグ・イニシアチヴ」に寄付すると発表した。この寄付は夫妻が「生きている間」続けられるという。
チャン・ザッカーバーグ・イニシアチヴは、ビル&メリンダ・ゲイツ財団をモデルにしたもののようで、「世界の人々をひとつにつなげ、次の世代を担うすべての子どもたちのために、人間の可能性を拡大し平等を推進する」という目標を掲げている。この発表は、生まれたばかりの長女マックス(Max)ちゃんへの公開書簡というかたちで行われた。「人間の可能性を拡大し平等を推進する」というような、公的部門では滞りがちになることが多い、いくつかの重要な長期目標の達成を目指すのだという。ザッカーバーグとチャン夫妻は次のように書いている。
 
人間の可能性の拡大とは、人の生がどれほど素晴らしいものになるかという境界線を押し広げることです。いまの100倍、ものを学んだり、経験を積めるとしたらどうでしょう?
平等の推進とは、国や家族構成、生まれついた環境などにかかわらず、誰もが確実にチャンスに恵まれることを意味します。わたしたちの社会はこれを、正義や慈善のためだけでなく、人類の偉大なる進化のために、実現しなくてはなりません。現在のわたしたちは、それぞれが提供できるはずのたくさんの可能性を奪われています。わたしたちが、わたしたちのもつ可能性を完全に発揮する唯一の方法は、世界のあらゆる人々の才能、アイデア、貢献を自由に解き放つことです。
 
資産99%の寄付の話だけ聞くと、博愛の篤志家として賞賛したくなる。しかし、・・・・ビル&メリンダ・ゲイツ財団をモデルにしたチャン・ザッカーバーグ・イニシアチヴ?これを見て相続税対策かと、がっかりした。99%寄付とは相続税対策と考えれば、どけちもいいところだ。
 
そもそもビルゲイツのけちぶりは有名で、ワクチンについても黒いうわさが流れている。
 
ビル・ゲイツは「ワクチンは人口削減が目的」と語っている。 2010年3月4日
ビル・ゲイツは、自らの非課税財団(ビル&メリンダ・ゲイツ財団)を通じて巨額の寄付をすることで、病気と戦い、アフリカの食糧不足を解決し、貧困を軽減している慈悲深い博愛主義者のイメージを醸し出している。カリフォルニアでの会議で、ゲイツは彼の慈善事業の目的を明らかにした。その目的とは、一般には殆ど認識されていないが、「人口削減」だった。招待客限定のTED2010会議[Technology, Entertainment, Design conference]で、ゲイツは、「ゼロへの革新」と題した演説を行い、2050年までに世界全体の(人間由来の)CO2排出量をゼロに削減するという科学的にバカげた提案をしたが、話を始めて4分半ほどで、こう断言した。
「何よりも人口が先だ。現在、世界の人口は68億人である。これから90億まで増えようとしている。そんな今、我々が新しいワクチン、医療、生殖に関する衛生サービスに真剣に取り組めば、およそ10~15%は減らすことができるだろう。」
人口増加の抑制のためにワクチンを活用することを望んでいると明確に発言したのである。何ら力のない人間が話しているのではなく、実際にワクチン事業に大きな影響力を持つビル・ゲイツが言っているのだ。2010年1月のダボス世界経済フォーラムにおいて、ゲイツ財団は今後十年間に新型ワクチンを開発し、途上国の子供に送り届けるために、100億ドル(約75億ユーロ)を提供すると発表している。 
 
数十億規模のゲイツ財団の最重視課題は、ワクチンであり、特にアフリカなど未発展国での予防接種である。ゲイツ財団は、世界銀行、WHO、ワクチン業界と提携して、GAVIアライアンス(ワクチンと免疫付与のための世界連盟)を創立している。GAVIの目標は、途上国の全ての新生児にワクチンを打つことだ。 
 
何も知らないと、高尚な博愛活動に思えるだろう。だが問題なのは、ワクチン業界は、西側諸国でワクチンの処分に困ると、危険な(つまり、検証されていないが故に安全でない、あるいは有害であることが判明している)ワクチンを、無知な第三世界の人々に向けて投げ捨ててきたことが何度もあることだ。 ワクチンの本当の目的は、人々を病気にすること、病気に感染しやすくして、早く死なせることにあると言っている団体もある。
 
H1N1豚インフルエンザの地球規模の非常事態ということで不必要なパンデミック宣言がなされた後遺症により、先進工業国には、未検証のワクチンが何億本も余っている。各国は、処理に困っている余剰ワクチンをWHOに引き渡すことに決定し、WHOは、それを一部の貧しい国に無料で押し付ける計画である。 フランスは、巨大製薬会社からサルコジ政権が購入した9,400万回分のワクチンの内、9,100万回分を供与している。同様にイギリスは、6,000万回分の内、5,500万回分を供与した。ドイツとノルウェーも似たような状態だ。  
ローマのコクラン・リサーチセンターの伝染病学者トーマス・ジェファーソン博士は、「パンデミックは世界の大部分で終息しているというのに、なぜ途上国にワクチンを与える必要があるのか?貧困国で今一番問題なのは、心臓・循環器系の病気であり、ウィルスの病気は優先度が低い。1億8千万回分も寄付する医学的根拠は何だ?」と言っている。
 
ワクチン・メーカーは、多くのワクチンに含まれている有毒なアジュバント(増強剤)や保存料に起因する自閉症や数々の神経・筋肉の奇形など、乳幼児にワクチン接種をすることで大きな健康被害があることについては黙っている。 多くのワクチンには(特に第三世界向けに安く製造される複数回ワクチンには)、チメロサールと呼ばれるものを含んでいる。これは、約50%の水銀を含む合成物(エチル水銀チオサリチル酸ナトリウム)であり、保存料として使用されている。
 
1999年7月、米国の「全国ワクチン情報センター」は、「水銀の摂取が蓄積されると脳に損傷を与える可能性がある」と報道機関に発表した。その同じ月に、米国小児学会(AAP)と疾病管理予防センター(CDC)は、チメロサールの入ったワクチンと関連性のある健康問題について国民に警戒を呼びかけた。できるだけ早期に、ワクチンからチメロサールを除去するよう強く勧告したのだ。また、1997年・FDA近代化法の規定に基づき、FDA(食品医薬品局)も、チメロサール入りのワクチンを何度か接種した幼児は、連邦の推奨ガイドラインを超える水銀摂取の可能性があるとしている。
 
 
黒人や少数民族の人口削減を図るというゲイツの願望は、残念ながら新しいものではない。1920年代からロックフェラー財団は、ベルリンとミュンヘンのカイザー・ウィルヘルム研究所を通じてドイツの優生学に研究資金を提供している。これはヒットラーの第三帝国の時代も続いた。 ヒットラーのドイツによる強制不妊化手術を絶賛し、ナチスの人種的「純潔性」という考え方を称賛したのである。 
第三世界の出生数をひそかに減らすためにワクチンを使用するというアイデアも、新しいものではない。ゲイツの親友であるデービッド・ロックフェラーとそのロックフェラー財団は、すでに1972年の段階でWHOなどと協力し、「新たなワクチン」を完成させるプロジェクトを進めていた。
このWHOとロックフェラーのプロジェクトの成果は、1990年代前半、大量の人間モルモットに使用された。WHOは、ニカラグア、メキシコ、フィリピンで、破傷風に対抗するとして大規模な予防接種キャンペーンを総括した。メキシコのコミテプロビダ(ローマ・カトリック教会の在家団体)は、WHOのプログラムの背後にある動機に疑念を抱き、様々なワクチン瓶を検査することにした。その結果、ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)を含んでいることを発見したのである。それは、錆びた釘でケガしたり、土壌のバクテリアに接触して感染する開口障害を予防するワクチンとしては不思議な成分だった。本来のhCGは、妊娠を維持するために必要な天然ホルモンであることも奇妙な話だった。このhCGは、破傷風の毒素キャリヤーと結合すると、hCGへの抗体の形成を促進する。そして、女性は妊娠状態が維持できなくなる。フィリピンとニカラグアからも、ワクチンにhCGホルモンが入っているという類似の報告がなされている。
 
評判の悪い男だから、何を言われるかわかったものではない。しかし、優生学の話は別にしても、ただ同然のワクチンを篤志家ぶって、アフリカに送付しているのは事実だ。
善良そうなザッカ-バ-グ氏の「人間の可能性を拡大し平等を推進する」と言う言葉を信じたい。子供を飢餓や病気から助けるだけではまったく意味をなさない。子供たちの可能性を教育の力で拡大しなければ、貧困の連鎖は断ち切れないのだ。

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