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〈Bon Jovi〉 This House Is Not For Sale 2018 Tour at Tokyo Dome ~その4~

2018年12月31日 | Bon Jovi

→ その3からの続き

さて。

前回の記事UPからずいぶん間が空いてしまいましたが、
最終、ライブの感想です。
ただあくまで私の「感想」なので、演目の詳しい解説などは期待しないでください(汗)



ステージは、巨大スクリーン上にあらわれた日本の国旗、ハートダガーマーク点滅によるカウントダウンから始まりました。

暗転から一転、ステージが光に包まれたとき、客席の歓声は爆発しました。

ジョ―――ン――――!
ウェルカムバ――ック!!!!

 



エッジの効いたギターのリフからオープニングは『This House Is Not For Sale』。
マイクスタンドを両手で握り締めたジョンの姿が巨大スクリーンに登場。

 

 

始まってすぐに気づいたのは、
あれっ! ジョン、髪型ちょっと元に戻ってる??
前髪復活してるやん!
照明の加減かもしれないけど、
グレイヘアも軽くハニーブロンドに変わってる??

そうよジョン、芸能人は髪も命なのよ―――!!

大興奮に続いて『Raise Your Hands』に『You Give Love A Bad Name』。
のっけからこんなナンバー使っちゃったらこのあといったいどうなるの!?
キャーキャー叫びながらも『Raise Your Hands』ではお約束の両手上げ上げ。



旧譜・新譜から数曲演ったあとに来たのは
『When We Were Us』
これは今回公演寸前に発売された
This House Is Not For Sale』来日記念盤に収録されているナンバー。
これは知らない人多いんじゃないかな?と思ったのですが、
そこはさすがアリーナ前方席、私の周りは皆一緒に歌っていました。

そう、今回、私が盛り上がったのは、席の位置も非常に影響大きかったと思います。
バラしてしまいましょう、私が今回入ったのはアリーナのBの一桁ラインです。
ステージまでの距離もそうですが、周りの観客の熱気もこれまでで一番でした。



そして私が今回ドッと涙腺大崩壊してしまったのがWe Don't Run

この曲が収録されているアルバム『Burning Bridges』がリリースされたとき、
実は私は会社都合で職を失いかけていました。
結局その後は落ち着くところに落ち着きはしたのですが、
そのときのショックと茫然自失といったら、もう。

We Don't Run
――俺たちは、逃げない。

さまざまな感情がぐるぐる渦巻いていたあのとき、
それでも日々、生活のため、生きるため、必死で自分を抑えて動いていたあのとき、
私のなかでテーマソングとなっていたのはこの曲でした。







Keep The Faith』のあとには照明が落ち、バラードタイム。
ここで定石としては『Make A Memory』、と思っていたのですが、
なんと! まさかの『Bed Of Roses』

何年前の曲?
まさか今ライブでこの曲が聞けるとは…!
通常よりテンポを落としてではありましたが、ジョン、歌えました。
がんばってるよジョン、今回は前回の大阪公演がうそのようにがんばってるよ(←しつこい)
私はもう号泣 ・゚・(ノД`) いやもう今回の公演ではずっとそうだったんだけどさ…


メインは『Bad Medicine』でシメ。
けっこうめいっぱいのナンバーで演ったので、アンコールはなんだろう?と思っていたらば、
今回は本当にジョンの本気を見た気がする、
We Weren't Born To Follow』『Blood on Blood』に続いて
これもまたまさかのI'll Be There For You

リッチーが抜けて、ライブで再びこの曲が聞けるとは思っていなかった。
まさか、まさか…
「意外…もう演らないと思ってた」とツレも驚き。
「私も…まさか聞けるなんて」
「でもさすがにあれは演んないんじゃない、アレ、『Wanted Dead Or ...』」
と言ってるところに、
キタ―――! 『Wanted Dead Or Alive』!
「! ! !」
声にならない叫びを上げながら、私は思わずツレの肩をバンバンたたきまくってしまいました。
相変わらずツレ受難…(汗)


そしてシメのシメは、当然Livin' On A Prayer

ここ最近の日本公演ではジョンのアカペラから入っていくことが多いのですが、
今回は通常状態のイントロから突入。
なんなんだ、今回の公演は。
なんなんだ、なんなんだ、なんなんだ、
サイコーじゃないかジョン!



ところで今回一番の懸念だったジョンの歌唱についてですが…

正直に言います。
かなり苦しかったです。
どの曲でも目を閉じて眉間にしわを寄せたような顔でマイクスタンドを握り締め、
「必死で」歌っているというような印象でした。
そして声も…
たぶん久々にライブに参戦した人には
「うわっ、ひどい」と言われてしまう状態だったと思います。

でも。

今回は前回ツアー時とは確実に何かが違いました。

ステージに、観客の声に、応えようという気迫が感じられました。

何よりジョンがステージを楽しんでいた。

曲が進むごとに高まる会場の熱気。
巨大な東京ドームに集った面々がどんどん一体となっていくのを私は感じました。

「ああ、Bon Joviだ、これが私がずっとずっと好きだったBon Joviだ」

今回は、最後まで、各曲が始まるごとに涙が出るのを抑えられませんでした。

そしてジョンも、心なしか、途中、ファンの歓声に涙ぐんでいたところもあったように思えます。

リッチーの脱退、レーベルとの衝突…
ジョンもいろいろ思うところの多かったここのところの歳月だったんではないでしょうか。






その他つれづれに、今回のライブ諸々は以下のとおりです。


 「まさか」の連続のセットリストだった
私は『Have A Nice Day』ツアーからは毎回参戦しています。
なので、なんとなく演目のパターンというのが見えているのですが、
今回は選曲もその並び順も、ここのところのそれをいい意味で裏切る構成でした。

 『Keep The Faith』でマラカスダンスをやらなかった
毎回この曲はライブの山場で登場し、
ジョンも観客も踊りまくってトランス状態になります。
はっきり言ってそれはもうちょっと頭おかしいんじゃないかってくらい。
でもやめられない止まらない(笑)
このトランス状態がライブでは麻薬のようにクセになるんですが、
これがなかったのは、ちょっと残念でした。

 『Have A Nice Day』をやらなかった
これはとても悲しい…。
この曲もここのところライブでは定番の山場曲なんですけどねえ。
アンコールで入れてもよかったと思うんですが…
構成として無理があったか。

 『Who Says You Can't Go Home』のアレンジがアコースティック調だった
実は私この曲、好きじゃない。カントリー好きじゃないんで。
でもここのところのライブでは定番になっているので、
まあ当然演るんだろうな、と、で、実際演りました。
でもあのチャラララ~♪のイントロからではなく、今回はアコースティックで入りました。
けっこう好きなアレンジだったかも。
ということで、今回初めてライブでこの曲を楽しめました。

 メンバーに知らん人がいた
すみませんヒドイ言い方で(笑)
ジョンにティコ、ディビット、そしてヒューにフィルX、ジョン・シャンクス、ここまではわかったんですが、
もう1人いました。
あとでツアーパンフレットで見たところ、エヴェレット・ブラッドリー…
誰? いつからいるんでしょう。
そもそも今現在のBon Joviの正式構成員って、誰と誰なんでしょう? ←ファン失格(汗)



この東京公演の翌日には大阪・京セラドーム公演がありました。
今回私は東京のみ参戦だったので、様子を知ると、絶対悔しくなる。
だから何も見ない調べない…と思いながら、その日は黙々と就業。
しかしやはり気になってのちにチェック。

大阪公演では『Knockout』と『In These Arms』を演ったようです。
In These Arms』は前回ツアーで見たのでいいとして、
Knockout』、演ったのか…
しかしその代わり『Raise Your Hands』が消えたのか…うーん…捨てがたい…
ということは…?

…大阪も行けばよかった――― ・゚・(ノД`) ―――!!!!



長々引っ張ってきてこんなオチで申し訳ないですが、
今回のライブではBon Joviサイコーってことを再認識できたということです。


行かないで…(涙)



みなさま、どうぞ良い年末年始をお過ごしくださいませ。



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