Dr.Horiiのひとりごと

徒然なるままにクルマや日々の出来事を書きとめた雑記帳です。
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水面下でSPIDER12Vが完成

2015-12-27 09:23:54 | 雑記帳

実質オールペイントのSPIDER                      ツルピカ 

水面下で仕入れて水面下で販売したというべきSPIDERです。

入庫時は明らかに要レストア状態でした。

かっての同じ個体がそこまでの作業は不要で、売価も差ほど上昇しませんでした。

しかし、この個体に関してはそうはいかなくて、ペイント代が大きくコストに圧し掛かりました 


ソフトトップは現状維持

トップは張替えも検討しましたが、かなりの更なるコストアップは否めません。

今回はクライエント様のご予算もあり、許容範囲でもあることことから現状維持でした。


スクリーンはリニューアル

916のスクリーンはジッパーで脱着出きますので、比較的にリーズナブルに張替え可能です。


インテリアは最小限で

コンソール廻りのみプチレスして綺麗にしました。

従って、差ほどのコストは不要でした。


タイヤはリニューアル

山こそあったタイヤは賞味期限を越えており振動がひどかったです。

やはり足元は安全面からもリニューアルするのがmustです。


最終追い込みメンテの図

入庫時よりタイベル、フューエルポンプ等は交換済みでした。

しかし、醜いエンジンルームや放置車故の不具合があり、修復を余儀なくされました。


修復中のエンジンルーム


エアーダクトを交換

専用部品ですが、なぜかショップに在庫してました。


土壇場でタペット調整の図

全般的に好調なエンジンではあるものの、お決まりのタペット音が許容範囲をやや超えてました。

やむなく面倒な作業ですが、前後バンク共調整しました。

やはりEX側が規定値よりもやや広すぎで詰めれば静かになりました。(INは触らず)


以上、ご予算内での作業は苦労が強いられましたが、何とか格好は付いたと思います。

一度たりとも催促されなかったクライエント様にはたいへん感謝する次第であります。

このSIPIDER12Vのアイドリングから3,000rpm辺りまでのレスポンスとトルク感は何者にも換えがたい喜びです。

それは、同エンジンの164QVやSZ(ES30)をも圧倒します。

加えてオンザレール感覚のハンドリングは、Drをしてファンツードライブ大賞の栄誉を与えました 

かってのように本当に血が騒ぐイタ車がなくなった現在では貴重なモデルだと言えましょう。



コメント
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