
MILANOは2.5AT 当時の正規輸入車(USAモデル)
1988年から当時のインポーターである大沢商会が輸入した旦那仕様のA/Tモデルです。
エンジンは伝統のSOHC V6を搭載してましたので、あのGTV6と同じです。
M/Tモデルも存在しましたが、正規物は全てA/Tでありました。
ファイナルレシオ(最終減速比)が異様に高く、加速は芳しくなく日本ではあまり好評とは言えませんでした。
最もMILANOの名誉のためには、高速では意外と速かったのですネ!。
基本がUS仕様故にスタイルも仰々しくてスポーティとは言えませんでした

好事魔多しではありませんが、奇特な方もいらっしゃるようでした。

見事変身の図

この個体を目ざとくAA(業者オークション)でDrは見つけました。
元来変態wであるDrには売ってつけの個体でありました(笑)。
しかし、トランスミッションA/Tのままでした

見かけはエボルツオーネで中身はMILANOというのは少々変でありますw。
完璧を目指すDrはこのMILANOをMT仕様にしました。
これは、まさに聞くも涙の物語であります

パーツ調達のためGTV6と75TSを買い込みました。
欲しい物だけ外して後は廃棄処分しましたから、一体コストがいくら掛かったか計算するのも恥ずかしいです


お尻もイケてますネ

一時はMILANO(A/T)をM/Tに改造するのが流行りました。
しかし、コストは意外とアップして、定価ベースで6桁万円とお財布には優しく
ありませんでした。
Drの場合も、解体車を二台も買い込んでおりますから、大同小異と言えます。
このMILANO改EVO仕様は一旦売却なりましたが、縁があって戻って来ました。

理想的なRECOROにグレードアップ
こちらは前オーナー様がモディファイして頂きました。
少なくともオリジナルシートよりは数段良くなりました。
しかし、個体をチェックすると、どうも至らない箇所が散見されました

も~え~加減にM/T換装で精根尽き果てたDrはこの個体を里子に出すことにしました?!。
里親はあのプロフェッサーF氏で腕前は最高
氏の製作したMILANO改M/T仕様も何台かは扱いましたが、全て素晴らしく好調で
ありました!


エンジンは完璧

具体的な作業内容は又の機会に譲りますが、各部手が入っております。
SOHC持病のヘッドからのガチャガチャ音も皆無です。
ギア抜けのあったトランスミッションは完璧にO/Hしてあります。

グラグラと違いまっせ~!

PF氏が通勤の足に使用してTESTしてくれましたので、まさに実用
常人には困難なデフのバックラッシュ調整も完璧で、その手法は次回にでもご紹介します。
本当は164QVのエンジン換装案もあったのですが、コストアップが懸念されましたので
止めました。
ど~してもと言う方にはもちろんやりまっせ~!w。

IAP製快音マフラー

お初のIAP弁当箱スタイルエクゾーストは装着当社はバサバサと冴えませんでしたw。
しかし、PF氏のセッティングで快音仕様に変身しました。
75ボディでは至難であったGTV6サウンドに近い音色でありますから!

これで、何とかメカは様になりましたが、塗装がよろしくありましぇんw。
リペイント予定ですが、すでに塗り替えてある(元はシャンパン)赤に再塗装するか、
他の色に変更するか悩めるDrであります。
エボであれば赤しかないのですが・・w。
今のところ赤に傾いておりますが、希望色変更はまだ間に合いまっせ~(笑)。
又は、少々塗装が悪くても現状でお安く売れというリクエストも可能ダス
