新聞に見るオーストラリア

新聞から「オーストラリア関連記事・ニュース」をスクラップしてみました。

日本産食品 オーストラリアなど輸入制限

2011年03月24日 | 経済

 福島原発の事故は日本家庭の食卓に、大きな影響を与え始めました。
 政府やマスコミは東電のお抱え評論家を使って、空気も水も食品も安全と言い張っていますが、とても怖いことだと思います。放射能に絶対安全はないはずですから、無責任なことを言わないで欲しいものです。
 一日でも早く、発生源を封じ込めない限り、国際的な信頼は得られないでしょう。
 そうでないと、貿易立国日本は成り立たなくなります。もちろん観光客も訪れないでしょう。

2011.03.24.北海道新聞夕刊6面

カナダ、豪も輸入制限
【ニューヨーク、シドニー共同】
 カナダ、オーストラリア両国は24日までに、福島第1原発事故で放射性物質による汚染の懸念が出ているとして、福島、群馬、茨城、栃木の4県で生産された乳製品や果物、野菜などの輸入を制限すると発表した。同様の動きが各国に広がる可能性かある。
 カナダの食品検査庁は23日、これらの食品について安全を証明する書類がなければ同国への輸入を認めないと発表。
 汚染の可能性がある食品はすべて、カナダ原子力安全委員会の定めた手順に従い廃棄されるとしている。食品検査庁によると、カナダが輸入する食品のうち日本産の割台は0.3%未満。
 一方、オーストラリアの食品基準管理当局は24日、乳製品や野菜のほか、海藻や海産物の4県からの輸入を中止すると発表。声明で「各国の対応も考慮した上での予防的措置」と説明した。ただ、同当局によると、日本から現在輸入しているのは海藻と海産物だけで量も少ないため、影響は小さいとみられる。
 米食品医薬品局(FDA)は22日に輸入停止措置を発表、シンガポールの農畜産物管理庁も24日からの輸入停止を決定した。香港政府も、千葉を加えた5県の野菜や肉の24日からの輸入停止を決めたほか、韓国も輸入禁止を検討している。



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