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日本ハム・マイケル快投で「抑え」決定

2006年03月21日 | 社会
日本ハム・マイケル快投で「抑え」決定


日本ハムマイケルは3者連続三振の力投を見せる

 
<オープン戦:日本ハム2-1横浜>◇20日◇札幌ドーム

 今季の守護神は青い目のサムライだ。日本ハムの2年目マイケル中村投手(2
9)が、オープン戦最終登板となった横浜戦で快投した。1点差で迎えた9回無
死一、二塁から登板。「シーズン中と同じように集中した」。得意のカーブがさ
えた。バント狙いにきた横浜吉村のバットに当てさせない。捕手の高橋、そして
吉村が浮いた腰を再び落とすほどの落差のあるカーブで三振を奪った。佐伯、種
田とベテラン勢からも三振を奪う、完ぺきな投球でゲームを締めた。
 「今日はオープン戦で最後の投球だからね。集中したよ」と笑顔で振り返った。
ブラウン投手コーチは「冷静な表情、そしてハート。その上にこのカーブがある。
たぶん、彼でクローザーは決まりだね」と絶賛した。オープン戦8試合で8回を
投げて1失点。打者32人に対し2安打しか打たれていない。ヒルマン監督も
「ゲームの後半はマイケルを中心に組み立てていく」とコメントした。
 笑顔の裏に、強心臓がある。この日も女房役の高橋から直球のサインが出てい
た。「サインが見えなかったよ。カーブが投げたかった。ゴメンナサイ」と苦笑
いした。99年2月に右ひじを疲労骨折し、投球できるまで1年かかった。フォ
ームもオーソドックスな上手投げから変則の横手に変わった。得意球のカーブは
ひじに負担が掛かるため1年半封印した。その球が変則投球によって生まれ変わ
っていた。「自分の心はサムライスピリットだよ」。日本人の父とオーストラリ
ア人の母の間に生まれた不屈の男が、チームに勝利をもたらす。【上野耕太郎】
日刊スポーツ) - 3月21日


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