うんどうこうえん日誌

富山県総合運動公園の各施設で開催されるイベントや公園からのお知らせなど☆出来事や発見をどんどん発信していきます♪

常磐木落葉(ときわぎ おちば)

2012-05-02 14:14:24 | 樹木

冬の間も緑を保っていた、V字ロード北側の小さな林では、樫(かし)の木が、赤ゴケ(ヤノウエアカゴケ)の上に、乾いた葉っぱを散らし、落葉(らくよう)しています。

樫の木は、常緑広葉樹(じょうりょく こうようじゅ)の一つで、テラテラと、厚めの葉っぱを光らせて、秋には、ドングリの実を付けます。

通常の、秋の落葉(らくよう)に対して、この時期の、樫の木などの、常緑広葉樹の落葉(らくよう)のことを、常磐木落葉とか、夏落葉(なつおちば)と、云います。

夏落葉することによって、常緑広葉樹たちは、その葉っぱを、人知れず、少しずつ、つけ替えながら、年中、緑を保っているのです。

近くの屋内グラウンド周辺では、
ひょろ長い、一本の菜の花が、風に揺れ、
ここのところの強風によって、全員、北を向かされた、黄色いスイセンたちは、最早、枯れしぼみ、
まだ、咲き残っている、赤いチューリップたちが、そっと、静かに、佇んでいます。

そして、V字ロードには、若いお母さんが、乳母車を止めて、よちよち歩きのお子さんと、乳母車の中の赤ちゃんに、しゃがみ込んで、何かを話しかけているようで、
小高い、御製碑(ぎょせいひ)のたもとには、誰かが、北アルプスを背景に、腰を下ろしています。

常磐木落葉

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菜の花

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スイセン

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チューリップ

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V字ロード

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御製碑

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