「げんき広場」近くの小さな谷や「屋内グラウンド」の裏手に自生している、薄赤紫色のクリスマスローズが、ちょっと、茶色く変色してきて、そろそろ、早春に咲く花の主役の座を降りようとしています。
一方、白いクリスマスローズは、瑞々(みずみず)しさを残しながら、こちらの方は、もう少し、大丈夫のようです。
屋内グラウンド周辺では、この冬の豪雪で、フラワーポットが、すっかり破壊されてしまい、その残骸の後始末作業が行われています。
近くでは、黄色い水仙の花が咲き始め、その根元から、今年初めて見るカエルが、のっそりと、顔を出しました。
道端には、タンポポの黄色い花とワタボウシが、逞しく育った葉っぱの中に、一つずつ見えます。
県道沿い、多目的広場の生垣に、所どころ植わっている、レンギョウの黄色い花々の上では、小さな羽虫が、せわしなく、行き交っています。
多目的広場の南側、一番奥まったところにある休憩所の両側には、小さな白い釣鐘の房をいっぱい垂れ下げて、馬酔木が、風に揺れています。
用水の水門から勢いよく流れ出る水音が、あたりに響き、田んぼの畝おこしが近いことを告げています。
梢のてっぺんでは、小鳥が、チュールー、チュールーと、ずっーと、鳴き続け、なかなか鳴き止みそうにないのかと、思った瞬間に、あっという間に、飛び立ちました。
*馬酔木(あせび、又は、あしび)
馬酔木の名は、馬が葉を食べれば、苦しむ(酔う)木という所からついたらしく、早春になると枝先に房状の花を垂らし、多くのつぼ状の白い花をつける。草食ほ乳類は食べるのを避け、葉を煎じて殺虫剤とする利用法もあるとのこと。
クリスマスローズ(薄赤紫色)
クリスマスローズ(白色)
フラワーポットの後始末作業
スイセンとカエル
タンポポ
レンギョウ
馬酔木
水音
梢のてっぺんの小鳥