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アトリエ 籠れ美

絵画制作、展覧会、美術書、趣味、その他日常の出来事について
平成27(2015)年5月4日より

独自技法追究(第91回旺玄展出品作含む)その17

2025-03-17 03:00:00 | 絵画制作記、スケッチ記、版画制作記
 昨日、この記事で制作中の、第91回旺玄展出品作のF50号、F20号の風景画、F6号の人物画(頭部のみ)を検討した結果、そのいずれもこのままで完成としました。

 ということは、肝心のF50号もこのまま出品することにしました。まだかなりの時間的余裕があるんですが、筆が止まっており、もうこれ以上手を入れないと決めました。

 F50号については、もっと描き込む手もあるんでしょうが(具体的には最明部と最暗部を追求し、画面にメリハリをつけ、より立体的、活人画を目指す)、そうした場合、私の狙い筋から外れるのでこのままとする決断をしました。

 輪郭線は敢えて、薄くですが、残してありますし、それよりも何よりもこの状態のまま出品し、批評を乞いたい気持ちも正直あります。こんな気持ちになったのは初めてですが、積極的に聞きたいわけでもありません。

 こういうのって、自然と伝わるんですよ、良くも悪くも反響がある場合。そういった風聞を手に入れるためにも支部に入っていることは必要でして(本展会報で大きく取り上げられることはなくても、支部展や支部総会等で耳にすることになるものです)。

 なあーんだか、私も公募展、すれっからしになってしまったところもあって、困ったもんです。しゃあしゃあとしてます。

 というわけで、いずれの作品も仕上がったので、これでこの記事も終わりです。


 付)さあ次は、今秋の支部展のM80号です。木枠は既に組んであり、カンバスロールから必要なサイズを切り出してあるので、いよいよ明後日にカンバスを張ります。そうしたら即、木炭デッサン、開始です。

 注)これで油絵の人物画の描き方を完全習得しました。具体的には、油絵具を使っての、人肌の表現を最低限できるようになった、ということです。意外とこれができない人が多い。

 蛇足)これで風景画をものにできれば、いよいよ画家宣言ができそうです(これについては時期が来たらきちんと記事にします)。