あすなろ健康院ブログ

あなたの心と身体の健康をずっと見守り続けている灯台でありたい…

本当に凄い!!!

2014-01-30 20:20:40 | 人間力
今日のテレビニュースでは
兵庫・神戸市の理化学研究所での快挙を伝える賞賛メッセージで溢れ返っていましたね。
iPS細胞のように、様々な細胞に変化できる新たな「万能細胞」を、簡単な方法で作製することに成功したと発表しました。
しかもそれを発見したのが30才という若き研究員を中心とするチームと聴き目が点になってしまいました。

さて今回発表された「STAP細胞」はまだマウスの研究段階で、実用化には「あと数十年~100年先を見据えて研究を重ねていきたい」
と、祖母に貰ったと言う割烹着を来て謙虚に語る彼女に、
従来にない研究者という一般概念が崩れ去ったことはこれまた快挙と言えよう。

さて
そんな超現在未来を紹介している一方で、
昨日の「ナニコレ珍百景」に登場していた、山口県祝島と言う島の感動的な物語とオーバーラップしていました。
450人ぐらいの人々が暮らすこの島は、急な斜面の山を抱え、主食の米もなかなか入って来ない土地だったと言う。
それを見かねた、現在80歳になる平 萬次さんの祖父に当たる亀次郎さんが
大正時代末期に、子孫や島のためにと急な斜面に棚田を造るべく立ち上がった。
試行錯誤の結果、巨大な岩を動かし、少しずつ形が見えて来たがなかなか進まなかった。
そこへ息子・良治さんが協力を買って出た。

そして早15年程が過ぎ、益々大変になっていた。
そこへ孫の萬次さんも買って出て来た。
親子孫三世代の奮闘が始まり、すべてが順調と思われた矢先、祖父・亀次郎さんが80歳で他界。

さらに石積みを35年が経った頃、父・良治さんが40歳の若さで他界。
その二人の悲願を叶えるべく、遺志を受け継ぎ40年、高さ8m、長さ50m、6段にのぼる棚田が夢の棚田が完成した。
まさに独りの人間の第一歩が世界を変え、その未来の可能性に胸が熱くなる。

長い年月をかけなければその価値には気づかない。
真似なんて到底出来ないけれど、自分が今出来ることに最善を尽くしたい。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿