あすなろ健康院ブログ

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真の先祖の供養…とは?

2010-09-21 01:37:23 | あすなろ施術日記
9月20日は彼岸の入りでしたね。
そこで彼岸とご先祖の供養について考えてみることにいたしましょう。

彼岸については、ウィキペディアではこう説明している。

彼岸(ひがん)とは、煩悩を脱した悟りの境地のことで、煩悩や迷いに満ちたこの世をこちら側の岸「此岸」(しがん)と言うのに対して、向う側の岸「彼岸」という。「彼岸会(ひがんえ)」は、雑節の一つで、春分・秋分を中日とし、前後各3日を合わせた7日間のこと。また、この期間に行われる仏事のこと。暦の上では最初の日を「彼岸の入り」、最後の日を「彼岸明け」なお、地方によっては最後の日を「はしりくち」という地方もある。俗に、中日に先祖に感謝し、残る6日は、悟りの境地に達するのに必要な6つの徳目、六波羅蜜を1日に1つずつ修めるためとされている。

まあ詳しくは、また興味のある方は調べてみるのも良かろう。
別にここで仏教の話や宗教の話をしようというのではない。
先祖の供養というのがコンセプト=概念について一言述べるだけである。

みんな一般的にはこの時期(春もだが)墓参りをする。それをとやかく言う気はさらさらない。
まぁ子供達が小さいうちは、家族の結びつきを考えたり、ご先祖を一緒に偲んだりして家族の絆を深める機会としてはいいと想う。

しかしお墓にその人の魂がある訳ではない。
ずっと昔、父とお墓の掃除をしにいき、太平洋戦争の真っ只中、レイテ島で玉砕した父の長兄と朝鮮で戦病死した次兄の話を聞き、戦争や家族のこと等考えるいい機会になったと感謝している。
ただ、お墓の下の残っていた骨も清めているのを見るにつけもうこの世にいない人への感情は湧いては来ない。

この答えを見事に導き出したのが、氣功の師である松本先生の一言。
「自分を愛することです。慈しむことです。いのちを大切にすることです。それが真の先祖の供養です」と。

遺伝子や血筋を以て見事に繋がせている先祖からのメッセージ…たしかにそのことは
まるで「木を見て森を見ず」がごとく忘れがちな本質に肉薄する大切な事柄とは想われませんか?

かといって宗教を否定する訳ではありません。そういうものを必要とする段階の人々は現に存在する訳であるから。
でも宗教で世界は救えない。現に宗教間の戦争は、民族間の争いと共に激しさを増す一方だし、宗教を以て世界平和はあり得ない。

自己愛の、その事の本質を見抜ける訳の解った人々が輪を広げ、やがて世界を救うことになると確信します。

世間一般の俗っぽい概念や観念をそぎ落とし、真の人間社会形成を目指しているのが我々本物氣功師の面々でもあるのです。

さぁみなさんも、そんな何ら束縛のない、しかし節度を保った自由で素敵なユートピアを目指してみませんか?
でも私達は決して宗教団体ではありません。
お間違いなく。


すみません
余談ですが、私の妻はクリスチャンです。
こちらの勧誘もありませんのでご心配なく(^^;)。