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今年もあと300分

2020年12月31日 19時00分00秒 | 機材
2020年は久しぶりに肉眼で楽に見えるネオワイズ彗星が現れ、
SWANもATLASも残念だっただけに天文界が明るくなりました。
肉眼で尾までしっかり見える彗星はヘールボップ彗星以来でした。
特に光害がほとんどない笠沙まで遠征した時は、薄雲を通して彗星が見え感動しました。


ネオワイズ彗星を追っかける時に問題だったのが2点。
自分が持っているレンズは、タムロンの60mmマクロしかり、シグマの105mmマクロしかり青ハロが出るのが多いということ。
結局シグマの105mmF1.4をアウトレットで入手しました。

ネオワイズ彗星が来る前に入手するか迷ったのですが、大彗星になるとは思わなかったので見送っていました。
結局ネオワイズ彗星が暗くなってから入手しました。
最近はFが明るいのを生かしてSTC製のAstroDuoを入れてガム星雲を狙っています。

もう一つは赤道儀の機動性。
今年一番使った赤道儀はGPDです。過去には豪州にも持って行きましたが、遠征には重すぎます。
2020年代は皆既日食を是非見たいと思っているので、海外遠征でも使えるようにAP赤道儀を最近購入しました

三脚をつけても片手でヒョイと持てるほど軽いです。
写真のようにNS企画で改造してもらい、タブレットから自動導入もできるようにしました。
元の部品を使えば純正に戻せるので、スターブックONEのコントローラーも使えます。モバイルバッテリーでも動かせるようになります。



あとはオークションで ポラリエ雲台ベースPCB-EQ3を入手しました。(右側の白いやつ)
今まで使っていた物より一回り大きいです。

大きくなったおかげでユニテックのポラリエ極望イルミネーターが使えるようになりました。
赤い雲台ベースの時は、雲台取り付けねじが邪魔でつけられませんでした。
地味な変更ですが、使い勝手はかなりよくなりました。
来年はAP赤道儀とポラリエを中心に、軽さを生かして撮影していきたいと思います。


南国鹿児島も雪が降っています。

今年も残り5時間あまりとなりました。
みなさま、よいお年をお迎えください。


大自工業 3500LED

2020年10月03日 15時15分15秒 | 機材

こちらはもう5年以上も使っている大自工業のSG-3500LEDです。

さすがにバッテリーがへたってきて、充電完了ランプさえもつかなくなりました。
替えのバッテリーを探していましたが、500Whクラスはセールでも4万以上します。
300Whクラスでも2万円ほどします。
そこで、バッテリーを交換することにしました。

3500LED バッテリー交換と検索すると、多くの方が交換されていることが分かります。
一番参考になったのはHIROPONさんの「星のつぶやき」の2019年4月5日の記事です。


裏蓋のネジを4本外すだけで、容易にバッテリーにアクセスできました。

マイナス端子、プラス端子の順に、ショートさせないようにバッテリーを外します。

外しました。ついていたバッテリーは12V20Ahでしたので、12×20=240Whですかね。(苦手分野なので間違っていたらごめんなさい)


WP20-12、WP20-12I、WP20-12IEなどあります。WP20-12だと端子が外側にあるので、接続するときに加工が必要なようです。
HIROPONさんの情報通り、WP20-12IEを購入しました。

並べると端子位置はほぼ同じです。


ショートに気をつけながら、今度はプラス端子、マイナス端子の順に接続。

裏蓋をつけて現在充電中です。これで、また数年は使えます。

1ヶ月前に欲しかった

2020年08月23日 01時00分00秒 | 機材
新しいレンズを買いました。

sigmaの105mmF1.4(左)です。右はsigmaの180mmマクロ。

前々から欲しくてアトラス彗星が来る・・・という時に購入を考えたのですが、
仕事用のノートPCを買ったもんで、17,8万という値段に手が出せませんでした。
先日、楽天を見ているとアウトレットに出ていることに気づき、価格は13万円。
ポイントもたまっていたので、11万で購入できました。
タイトルの様に1ヶ月前にあればネオワイズ彗星で大活躍だったことでしょう。

ファーストライトはもう済ませましたが、困ったことにオートガイドするシステムがありませんでした。
そこでこんな風に組んでみました。

カメラのホットシューを利用してガイドする。
まぁ105mmだし大丈夫だろうと思っていましたが、露光開始1時間半頃以降は星が流れて失敗でした。
それまでの駒を使った画像が次の通りです。

極軸望遠鏡

2020年07月13日 22時39分32秒 | 機材
大好きで年に2,3回は行く人吉・球磨地方が豪雨でたいへんな状況になっています。
心からお見舞い申し上げます。
当地も7月2日から大雨で避難勧告もでましたが、被害は出ずに済んでいます。
梅雨前線が停滞し、昨日10日ぶりぐらいに青空が見えましたが夜は曇りでした。
ネオワイズ彗星の素晴らしい画像があちらこちらでアップされていて、見ることができた方が羨ましい限りです。
週間天気予報によるとこの先1週間雨予報でした。来週の月曜日に晴れマークがついているぐらいです。

話題は変わりますが、久しぶりに天体写真を雑誌に投稿し、
運良く天文ガイドに拾っていただきました。

さて、今回はSXP2赤道儀用に極軸望遠鏡を入手しました。

SX用の極軸望遠鏡です。ビクセンでSXP2に使えることを確認して購入しました。
もともと付属のPF-LⅡは北極星、δUMi、51Cepを利用して極軸をあわせるのですが、
月明かりや薄明があるとδUMi、51Cepが見えなくて困ります。
GPD赤道儀を四半世紀使っているので、
星座早見のように月日と時刻を合わせてさっと北極星を入れるのに慣れているためかもしれません。


動画をアップしてみました

2020年05月10日 10時00分00秒 | 機材
前回の記事のライブビューの問題について、画質が悪いですが動画をアップしました。
興味がある方はご覧ください。
機材はSXP2赤道儀、EOS60D、NEC製のノートパソコンです。
ここ(約12M弱あります)
ステラショット2、Gearboxともに4/30に公開された最新のアップデート、ファームウエアを適用しています。
この症状が出たのは1回目の極軸補正を行い、2回目の極軸補正をしようとした時です。
中心近くにあるのはレグルス。レグルスがあっちこっちに動き、画面下部には変なノイズのようなものが時々現れます。


レグルスが動くので、極軸補正ができない状態です。
一度電源を落とし、カメラとGearboxを繋ぐUSBケーブルを交換しましたが症状は変わりませんでしたので、
恐らくケーブルには問題なしだと思われます。

有線で繋いで症状がでなければGearboxが怪しいということになります。
有線でも症状が出るならカメラの端子や接触が怪しいということになりそうなので、違うカメラで試してみます。
違うカメラでも出るならソフトが・・・ということになるのでしょうか。
今週晴れて余裕があれば試してみます。