南十字

2020年03月23日 23時00分00秒 | 星景
3月20日夜はGPVで、九州~奄美付近まで雲がない予想でした。
かつ午後に屋久島の尾根が見えるなど透明度もまずまずでしたので南十字が撮れると判断しチャレンジしました。

南十字γ星(一番上の星)が南中する前に到着し、カメラをセットするとあっさり写りました。

EOS9000D+シグマ105mmマクロ (南十字の付近だけトリミングしてます)
よく見ると肉眼でもγ星が分かりました。

これではどの星か分かりづらいので番号をつけました。ステラナビゲーターの星図と見比べると分かりやすいかと。


①が南十字γ星(1.6等)
②が5.4等の星
③と④は6等星の星
⑤は南十字δ星(2.8等)
この中で最も南にあるのは⑤で、南中高度は0.23°(ステラナビゲーターによる)

比較明で36枚合成すると

塔の上にδ星が日周運動を描いているのが分かります。

当地からは、屋久島が見えることが南十字δ星を捕らえる目安になるようです。
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南薩星景

2020年03月22日 11時09分18秒 | 星景
2月、3月と珍しく新月期の週末に晴天に恵まれました。
先日と同じ場所に行って撮影してきました。
今回は赤い星雲を出すためにcooled60Dを出して星景です。
レンズ庫を探すともう10年近く使っていない、シグマの20mmF1.8が出てきたので出動させました。

再処理してアップし直しました。

この日は南十字も撮れましたので処理したらアップします。
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昇る天の川 2景

2020年03月20日 21時22分23秒 | 星景
早くも桜が咲いているところも有り、春を実感できるこの頃。
薄明開始頃にはさそり座が南中を迎えようとしています。
2月、3月に撮影した薩摩富士を入れた星景画像をアップします。

2月23日に撮影したもの

冷却60D+シグマ15mm HEUIBⅡ使用 ISO3200 40秒×10枚
Sequator及びPhotoshopで処理
水平線はまっすぐなのが好みなのですが、EFS10-22mmとFFフィルターは干渉して使えません。
なので手持ちで一番広角なシグマの15mmレンズを使うことになります。
次に広角の24mmでは天の川がはみ出てしまいます。

3月20日に撮影したもの

EOS9000D+EFS10-22mm ISO3200 25秒×5枚
Sequator及びPhotoshopで処理
左側の明るいのは月です。月明かりにも負けず天の川が見えていました。
改造していないので赤い星雲が目立たないのが残念な感じもします。
2月23日よりも広角レンズを使用しましたが開聞岳に近づいて撮影したので、山の大きさが前回とそんなに変わりません。



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ガムチャレンジ 2019-20

2020年03月05日 16時50分00秒 | 撮影

冷却60D+サムヤン85mmF1.4→2.4 with AstroDuo
ISO5000 3min×65枚

2月の新月期に2晩撮影した分をコンポジット。
最初の晩は透明度が悪くOⅢがあまり写っていませんでした。
2晩目は透明度は若干良くなったものの、ヒーターコードが駆動部に噛んでしまい
途中から星が流れて写り3~4割ほどのコマは使えませんでした。
もともと2晩撮影したのをコンポジットする予定ではなかったのでトリミングする部分が多く、
無駄が多かったです。

また今回初めてstarnet++を使ってみました。

星雲の形がよく分かります。明るい星の周りのゴーストをどうにかしたいです。
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