午年です。大きく飛躍の年、今の景気を吹き飛ばしましょう。

孫の純大も今年で2歳、とっても可愛いです。孫の話に季節の花、グルメなど今年もがんばります。

映画:ミス・ポター

2008-06-12 21:48:15 | Weblog
きょうは朝から、ピーター・ラビットの世界にどっぷりと浸かってきました。
お馴染みの産経ロード・ショー、きょうこそは遅れないようにと早めに行ったのにちょっと早すぎ、会場の森之宮青少年会館に人影まばらなんです。
”おかしいなあ~”って整理券を見たら10時30分、1時間以上も早いんです。
”通りで可笑しいと思った”と思っても後の祭り、かといってじっと待っているのも馬鹿馬鹿しいと近所を散策です。
夜半までの雨も上がり、お日さんも顔を覗かせて清々しい天気です。
法円坂を西に数分歩いたところにある難波宮跡、その昔、大化の改新後遷都され150年続いた都の跡、今では史跡公園として保存されているところです。
9万平方メートルの広大な公園に、今では宮殿跡が形作られていますが、その上にあがると朝の爽やかな風が頬を撫ぜ、ほんとうに気持ちがよかったですね。

映画は、「ピーター・ラビット」の作者ビアトリクス・ポターの恋と波乱に満ちた半生を描いた感動作、ほんとうに胸が熱くなりましたね。
ビクトリア王朝時代、封建的で女性が仕事を持つことなど考えられなかったころのお話です。
「ピーター・ラビット」のことは知ってても、作者のことはこの映画を見るまではなんにも知りませんでした。
裕福な結婚だけが女の幸せと信じ育てられた娘が、これだけの自意識と社会観、自由で自立した考えを持っていることにも驚きでした。
その人生は決して順風満帆とはいきませんが、ポターの生き様には共感することが大きかったですね。
10部も売れればといわれた「ピーター・ラビットと仲間たち」の物語、編集者のノーマンと恋に落ちたのも束の間、美しい思い出だけを残して突然消えてしまう悲しみ、そのどれもがグサッと胸に刺さります。
最初から最後まで水彩画の世界、画材の中でコミカルに動き回る「ピーター・ラビットとその仲間たち」、心和みました。
主演のレニー・ゼルウィガー、以前見た「ブリジット・ジョーンズの日記」「シカゴ」そして「シンデレラマン」とは違ったゼルウィガーを垣間見た感じがしました。
去年9月の公開、けっこう映画も観てきた気がしてましたが、こんなにいい映画がまだ残っていたんですね。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿