午年です。大きく飛躍の年、今の景気を吹き飛ばしましょう。

孫の純大も今年で2歳、とっても可愛いです。孫の話に季節の花、グルメなど今年もがんばります。

石川さゆり特別公演

2008-05-28 11:53:00 | Weblog
♪隠し切れない 移り香が
 いつしかあなたに 浸みついた
 誰かに盗られる くらいなら
 あなたを殺して いいですか

名曲「天城越え」で場内は最高の盛り上がりです。
きのうは、新歌舞伎座へ「石川さゆり特別公演」を観にいってきました。
毎月いただくご近所からの贈り物、今月は「ご夫婦で」ってペアでいただきました。
午後4時からの公演、新聞屋さんの招待券は3階の限られた枚数のため、家内は早めに家を出て席を取りに並んでくれました。
3時からの引き換えのため、あすとは2時過ぎに家を出ました。

いつも百貨店のお弁当を買って入るのですが味もマンネリ、高いばっかりで美味しくないし、「今の時期、食中毒も心配」ということで、それまでの時間に冷蔵庫の有り合わせで弁当を作ることにしました。
時間や手間隙を考えたら、そんなに手の込んだ弁当は作れません。
公園に花を見に行くときはおにぎり持参ですが、ここはちょっとグレードアップ?して「いなり寿司」のお弁当にしました。
油揚げを湯通しして、砂糖醤油で味付けしました。
寿司飯は、白ゴマを入れただけの簡単なものです。
その代わり、玉子焼きと豚肉の甘辛煮、彩りにピーマンに塩胡椒した炒めものとレタスをつけました。
ペットボトルにお茶を入れ、急いで電車に飛び乗りました。
新歌舞伎座に着いたのが3時過ぎ、大勢の人の中で家内を探すのにずいぶん手間取りました。
幕間の空いた時間にお弁当をいただきましたが、見た目以上に美味しくいただけました。
場所が場所、家とは違ってけっこう美味しくいただけるものですね。

ショーの方は、明治の時代を駆け抜けた貞奴と川上音二郎の、奇想天外な人情喜劇「奇想天外:マダム貞奴オッペケペー人生(ジャーニー)」と「流れゆく歌」と題した石川さゆりのオンステージでした。
一部のお芝居は、近藤正臣を特別ゲストに迎え花を添えました。
石川さゆりとの軽妙な掛け合いが場内を沸かせ、とってもいいお芝居でした。
舞台の背景となった帝国座は、昭和40年頃まであったようですが今では取り壊され、史跡として北浜の一角にその面影を知ることができます。
http://www.osaka-udce.or.jp/rekishi/uekita/p24.htm

第二部の「石川さゆりオンステージ」は、自身の持ち歌をはじめ歴史を彩る30あまりの名曲を、2時間近く熱唱しました。
「ゴンドラの歌」に始まり、「別れのブルース」「胸の振り子」「りんごの歌」「星の流れに」「お富さん」「トンコ節」「無法松の一生」などなど一気に歌い上げました。
「津軽海峡・冬景色」から始まった石川さゆりの持ち歌は、やっぱり落ち着いて聴けましたよ。
「ホテルの港や」「長良の萬サ」「夫婦善哉」「かもめの女房」「肥後の盆唄」など、聞き覚えのある歌には口ずさみ自然と手拍子もしました。

ステージ衣装も最高に素敵でしたね。
オンステージの前半は純白のドレスで、後半は石川さゆりを髣髴させる着物姿で目を楽しませてくれました。
双眼鏡でアップしつぶさに拝見しましたが、歌といい煌びやかな簪といい着物の姿といい、改めて石川さゆりの存在感を再認識したステージでした。
熊本出身、昭和33年生まれの50歳、デビュー35周年を境にますます円熟の度合いを増すといった雰囲気を感じました。


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