遊びをせんとや

人生総決算!のつもりで過去・現在のことなどを書きます
といっても肩肘はらずに 楽しく面白く書きたいと思います

草枕・那美を巡る人々~#1序奏

2024年05月06日 | 人物
この連休中 前田卓(つな:那美のモデル)と妹の槌(つち)の情報を探した
久しぶりに活字本も読んだ 安住恭子著「『草枕』の那美と辛亥革命」


「草枕」はグレン・グールド(カナダのピアニスト)の愛読書でもあった
私のブログはその後「草枕」から離れて べートーヴェン演奏へと向かう

読み始めた上記の本にもグールドが登場する
どうやら彼は「草枕」のラジオ・ドラマ化を企画中だったらしいのだ
それも「志保田の娘のメモ」というシナリオの要約だけが遺されている

その内容は本には書かれていない
・・・読んでもどのようなドラマなのか想像することも難しい・・・
と翻訳家(サダコ・グレン)の言葉が紹介されているだけである
また 「草枕のメモ」ではなく「志保田の娘のメモ」であることについて
サダコはこう語っている
・・・那美が孤独な存在であることにグールドが惹かれたからではないか・・・

グールドが「草枕」のどこに惹かれたのか?
「非人情」「情」「慰め」「憐み」ではなく「孤独」・・・それも一つの答かもしれない

最後にグールドのラジオ・ドキュメンタリー映像「北の理念」(孤独三部作)
~Youtube動画にリンク~ 字幕アイコン・クリックで機械翻訳


連休明けの明日から卓&槌姉妹の追っかけを再開したい
それでは明日またお会いしましょう
[Rosey]