遊びをせんとや

人生総決算!のつもりで過去・現在のことなどを書きます
といっても肩肘はらずに 楽しく面白く書きたいと思います

明治の洋画家~岡田三郎助

2023年05月08日 | 映画

明治東京全図 G-map(浅草) BGM 歌詞カード

今日のひと花:エニシダ・ホオベニ(頬紅)


エニシダは漢字で金雀枝・金雀児。何と読めばいいのだ?

マメ科の花だという。なるほどエンドウマメの花の形と同じだ。

花言葉:「謙遜」「卑下」「清潔」

 


今日の洋画家は、「岡田三郎助」。

前回紹介した「満谷国四郎」より5年早く、明治2年に生まれていた。

作品が遺されていないと思っていたが、パブリックドメインで見つかった。

 

ただ、風景画が無い。(書かなかったのかどうか分からない)

スライドショーのトップの背景に使う作品の風景画をどうする?

人物画の背景に花が描かれていたので、そこを使わせてもらった。

 

彼には、これまでの画家には見られない写真を使った作品がある。

初の文化勲章授賞式があり、彼が被表彰者の顔写真コラージュを作っている。

また、白馬会という洋画家同人の写真、夫妻のツーショット写真もある。

なかなかダンディ。作品ではないにしても、貴重なものだと思われる。

時間は2分弱。お手間はとらせないのでぜひご覧を!

それでは明日またお会いしましょう。

 

 

[Rosey]


ラグーザ・玉~カムバック!

2023年04月12日 | 映画

明治東京全図 G-map(浅草) ひと花

今日のひと花:エンドウ(画像クリック→再生するとでBGMが30秒間流れる)

エンドウ(正式には何というのか知らないが)の白い花が可愛い


このブログで明治の頃の絵探しを始めた頃は、作品画像を貼り付けるだけだった。

その頃の画家で画像を拡大して観たい人は誰だろう?

真っ先に思い浮かんだのがラグーザ玉の「昇天祭の夜」だ!

その時のブログから一部を。

~お玉さんの生没年は、1886(文久元年)-1939(S14)。

彼女は、日本初の西洋美術学校の教授として来日したラグーザと出会う。

彼から洋画の指導を受け、作品のモデルなどもしたのちラグーザと結婚しイタリアに移住。

次の絵の作品名が「昇天祭の夜」。

今日はまずこの作品をクリックすれば拡大できるようにした。

二筋のサーチライトは沖合の船から、と察しはついていたが、そのとおりだった。

だが、拡大すると、左手の船からは花火も打ち上げられている。

なお、驚いたことに岬の海に面した家々の窓の灯りや煙なども描き込まれている。

せっかくなので、以前のブログで使った画像も拡大できるようにした。

  

それから、その後に見つかった絵も掲載しておく。

  

  

ラグーザ玉~カムバックだけでなく、その後集めた作品も掲載した。

イカロスと思しき少年の顔があどけなさすぎる・・・?

 

それはともかく、当時の人たちをみんなカムバックさせたほうがいいのか、

それとも新しい人の作品を紹介することを優先したほうがいいのか・・・。

悩ましいところではある。それでは明日もまたよろしく!

[Rosey]