あすかパパの色んな話

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モンテ堂々、鹿島と互角

2010年12月06日 06時05分35秒 | サッカー
やまがたオンラインニュースから


〈山形―鹿島〉前半16分、山形のDF西河翔吾(右から2人目)が先制点を決めて喜ぶ=天童市・NDソフトスタジアム山形

サッカーJ1は最終節の4日、各地で9試合を行った。モンテディオ山形は天童市のNDソフトスタジアム山形で鹿島と対戦し、1-1のドローで、勝ち点1を積み上げた。今季の通算成績は11勝9分け14敗、勝ち点42で最終順位は13位。

 山形は前半、出足の鈍い鹿島をサイドから攻撃。16分、DF石川竜也のコーナーキックから、MF秋葉勝がシュートを放ち、ゴール手前にいたDF西河翔吾が右足でコースを変えて先制した。1-0とリードして迎えた後半8分。鹿島のコーナーキックの際、自陣エリアで相手を抑えたとしてPKを取られ、1点を献上。一時守勢を強いられたものの、堅守で追加点を許さなかった。逆にMF伊東俊らを投入して攻勢に転じたが、勝ち越しには至らなかった。

 このほかの試合では、神戸が浦和を4-0で破り、勝ち点38の15位でJ1残留を決めた。京都に屈したFC東京が同36で16位に落ち、2000年のJ1昇格以来初のJ2降格となった。仙台は川崎と引き分け、同39で残留。G大阪が勝ち点62の2位、磐田に圧勝したC大阪が同61で3位に浮上し、初優勝の名古屋に続いて上位3チームに与えられる来年のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権を獲得した。

前田、ケネディ得点王

【評】一進一退の攻防を繰り広げた末、山形が鹿島に引き分けた。山形は前線で構えるFW田代が体を張ってボールを収め、攻撃の起点として機能した。相手両サイドバックの背後を突いて好機をつくったが、最後の精度を欠き2点目は遠かった。ボールを支配されてもゴール前で確実にはね返す堅守を維持。PKで1失点したものの、FKやCKのセットプレーでは集中力を切らさなかった。

攻撃に迫力、西河先制弾

山形△▽鹿島
 胸を張っていい内容だった。昨季までリーグ3連覇を果たした鹿島を相手に十分に渡り合った90分間。チームの成長ぶりが感じ取れるプレーを最終戦でサポーターに披露した。

 手堅く守備ブロックを形成し、ボールを奪ったら前へ。ひるむことなく仕掛けていく縦への推進力が光った。例えば前半24分。最終的にオフサイドにはなったが、中央のMF秋葉勝が左サイドのDF石川竜也へ展開し、クロス攻撃から相手ゴールを脅かした速攻は迫力十分だった。積極的に攻撃を繰り出した姿勢があったからこそ、先制点を呼び込むことができた。

 少なくともスタンドから見ている側にはよく分からないファウルでPKを取られて同点。試合の主導権が相手に移ってもおかしくない中、チームは踏ん張った。「ジャッジについてはあまり気にしていない。追い付かれても追加点を奪うチャンスがあった」とMF宮沢克行。“逆境”をはね返す力強さがあった。

 終盤、あとほんの少しの精度があれば、決勝点を奪えた展開。収穫と同時に、課題があらためて浮き彫りになったのは間違いない。ただ鹿島を相手に、前回3月の対戦時(1-3)から確実にチーム力が向上したことを示した最終ゲーム。「昨年と前回(の対戦)に比べ、少しはやれた」と小林伸二監督は振り返った。J1初年度以上の順位と勝ち星を手にしたチームにとって、“未完成”の部分は、いわば来季の伸びしろになるはずだ。

小林監督「ホーム7勝、応援のおかげ」

鹿島戦後、小林伸二監督が今季の戦いを振り返った。以下は記者会見から。

 -最終順位は13位だった。

 できれば12位で終わりたかった。13位は(18位までを3等分して)下位グループに入るので。ことしは勝負どころの京都戦(第8節、2-1)で勝てたことが大きく、セレッソとの試合(第30節、3-3)で“まさか”ということが起き、その後のゲームが締まり、いい形で戦えた。

 -サポーターにメッセージを。

 去年よりも多くのサポーターの力を感じている。(今季)ホームで7勝しており、どうにか自分たちでボールを回して点を取れるようになった。応援によって選手たちは無理が利く。すごく感謝している。

 -天皇杯が残っているが、あらためて今後について。

 ボールを持ったときの技量をさらに上げる必要がある。判断や戦術がたけてこないと、意図的にシュートに持って行くのは難しい。

 -来季の補強すべきポジションはどこか。

 (今季)けがをして苦しんだ位置には、同じタイプの選手を考えるべきだ。(期限付き加入中の選手は)現状としてチームにいてもらえるか、というのがある。動く(移籍する)選手がいれば、視野を広く、広めに情報を取っておく必要がある。


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