あすかパパの色んな話

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<陸上>ボルト、スタートの不安改めて露呈

2012年06月30日 19時12分37秒 | その他スポーツ情報

男子100メートル決勝で、2位となり、厳しい表情を見せるボルト

陸上のロンドン五輪代表選考会を兼ねたジャマイカ選手権は第2日の29日、男子100メートル決勝があり、11年世界選手権優勝のヨハン・ブレークが9秒75で優勝した。世界記録保持者のウサイン・ボルトは9秒86で2位だった。

懸命に追い上げたボルトだったが、外のレーンから鋭く伸びたブレークには届かなかった。ロンドン五輪の「顔」として世界中から注目される中、同じクラブの後輩、ブレークに屈辱の敗戦。課題のスタートへの不安を改めて露呈し、何度も首をかしげた。

 準決勝に続いて、スタートから出遅れた。追い風1.1メートルの好条件だったが、中盤以降の追い込みは今一つ。昨年の世界選手権を制し、昨季から自己新を連発してきた22歳のブレークとは、勢いの差が出た形だ。

 今季は4月にリレーを走った後は、100メートルのみに出場し、ここまでは4戦全勝だった。5月下旬から9秒76など2戦続けて9秒7台をマークし、健在ぶりを示していたが……。ボルトは「自分は後半の60メートルは強い。コーチからも『前半で失敗するな』と言われている」と語っていたが、恐れていた展開になってしまった。

 08年北京五輪、09年世界選手権と、100、200メートルをすべて世界新記録で優勝。圧倒的な力を見せてきたものの、昨年の世界選手権100メートル決勝はフライングで一発失格の憂き目に遭った。スタートへの不安を消し去らなければレースの流れが悪くなり、持ち味の後半の伸びを欠いてしまう。

 一度の勝利ではなく、続けて勝つことの難しさを常々口にしてきたボルト。「生きる伝説」への挑戦は、平たんな道のりではない。(毎日新聞)


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