ちょっとひと言

日頃の自らの経験を通じ感じていることや身近な出来事を綴っていきます。

人生の旅立ち

2007年03月03日 | Weblog
 今年度最後の定例庁議があった。メンバーは助役、収入役、教育長及び各部長等と私を含め17人である。冒頭のあいさつの中で、「この中の7人の方がリタイヤーされる。最後の庁議で感慨無量なものがあるだろう。退職といっても60歳はまだ若い。それぞれ第二の人生という立場で、今までの経験を生かして活躍してほしい」と申し上げた。
 市職員になって、最終目標を庁議メンバーになることにおいている人も多いと思う。しかし、残念ながらなれない人がどうしても出てくる。これはいたし方ない。今年は39人の人たちが市役所を去る。淋しいことだが、これまた定年制の約束でやむを得ない。しかし、すべての人たちがそれぞれ懸命に仕事をしてきたのは確かである。持ち場、持ち場は変われども、その部署で真剣に仕事を支えてきている筈である。すべての人たちのおかげで、庁議メンバーの存在もあるわけだから、みんな胸を張って市職員OBとして、新たなステージで社会のリーダーの一員となって歩んでいただきたいと思う。
皆さんのすぐれた経験は、必ず地域社会で求められる筈である。