ちょっとひと言

日頃の自らの経験を通じ感じていることや身近な出来事を綴っていきます。

万歩計

2006年08月24日 | Weblog
 最近万歩計を腰につけて生活している。市役所内で執務するか、車に乗り降りし会場に赴いてあいさつする。こういった生活程度の行動ではせいぜい2000歩くらいである。だから、ブログによく書いている渡良瀬川を歩くことになる。
 過日、夏休みをとって、家内と孫と三人で初めて佐渡ヶ島に行った。佐渡は面積854.6k㎡。東京23区の1.5倍で、本市の4.8倍であり、日本一大きな島である。旅行会社主催のツアーで、新潟駅集合であった。2泊3日の旅だったが、わがままはゆるされないので、みんなのあとを懸命についていった。足のよくない家内を気遣いながらの旅だった。5年生の孫がこれ程役にたつとは思わなかった。途中でわれわれ3人のリーダーに格付けした。大いに助けてもらった。あまり見たことのない日本海はとてもきれいだった。内地では海から日が昇り、海に日が沈むのはここだけのようだ。
 佐渡の金山がリニューアルして観光資源として復活させたのが見事だった。今は全く金がとれない。しかし、土産物店には金細工がたくさん並んでいる。それなりに高い。もちろん買わなかったが足尾の銅山と比較した。何らなすすべもなく置き去りにされている足尾町(現日光市)の現実に思いを馳せた。最盛期には共に4万人の人が鉱山で働いていた。金と銅の差があるが、足尾町の実体を知っているだけに複雑な心境だった。
 旅行中、いつの間にか万歩計の歩数が毎日1万歩を超えていたので驚いた。しかし、足も痛くならないで、きわめて元気に佐渡から帰宅できたのが嬉しかった。日頃のウォーキングの成果だろうか。