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朝日旗争奪第36回関東団地少年野球大会千葉支部大会

2006年06月15日 | 野球
 関東団地少年軟式野球のチャンピオンを競う朝日旗争奪第36回関東団地少年野球大会干葉支部大会決勝が5月6日、干葉市花見川区の長沼球場で行われ、八干代市の勝田ハニーズが習志野市の津田沼少年野球団に完封勝ちでうれしい初優勝を飾った。ジュニアの部は小金原ビクトリーが毎回得点で優勝した。

 同大会本大会の部に45チーム、ジュニアの部に32チームが参加して熱戦を繰り広げた。本大会優勝の勝田ハニーズは荒谷侑佑投手が打たせてとる緩急巧みなピッチングで散発2安打、5残塁のカ投を見せた。また、ジュニア大会は小金原ビクトリーが毎回得点を重ね、習志野市の袖ヶ浦ボーイズを16-5でやぶり優勝した。
 ◇本大会
 ▽準々決勝
勝田台リトルジャガーズ 10-1 酒六井ビッグアローズ

津田沼少年野球団 5-2 大和田タイガース    
 
勝田ハニーズ 3-1 磯辺トータス    

ヤングタイカース 1-0  西高津クラブ
  

 ▽準決勝
         
津田沼少年野球団 ①-1 勝田台リトルジャガーズ

勝田ハニーズ ⑤-5 ヤングタイガース

 ▽決勝

津田沼少年野球団 
   0000000 0
   113004× 9
勝田ハニーズ

 ▽バッテリー=渡辺大輝、榊原大貴-斎藤岳(津) 荒谷侑佑-古賀飛雄馬(勝)
 ▽2塁打H荒谷侑佑、井上大志(勝)
 「運も実カのうち」とはいうが、両チームとも準決勝は共に「同点」を制しての決勝進出。前日の激戦の疲れがないはずはない。しかし、ハニーズはそれを感じさせず、緊張感と集中力が途切れることがなかった。ハニーズは1回裏、四球の1番荒谷が2番荒谷健太の3塁ゴロをさばく問に2塁へ進み、パスボールで3塁を踏むと4番松橋修斗がライトヘ先制のタイムリーを放った。2回には7番杉本龍治、8番角谷直紀、9番平山奨が連続四球をえらび、このあと2死となったが3番井上も四球で労せずして押し出しの追加点。3回にはこの回先頭の5番古賀がレフトヘヒット。6番早川諒は死球、1死後角谷四球で満塁。古賀がパスボールで3点目をあげ、なお2死2、3塁のチャンスに荒谷がセンターへ2点タイムリー2塁打を放ち、大きくリードを広げた。余裕が出てきたハニーズは6回にも平山が死球で出ると荒谷、2番荒谷(健)が連打し続く井上がレフトヘ2塁打、さらに松橋、古賀がクリーンヒットするなど見事な5長短打で4点を加えた。一方、少年野球団は堅い守りと荒谷投手を突き破れず、ヒットは2番小倉秀輝の2本だけ。打者27人、6残塁に終わった。同少年団は1回表の2死織塁の好機を逃したのが痛かった。
 ◇ジュニアの部
 ▽準決勝

袖ヶ浦ボーイズ 6-3 横戸ヒューガーズ
小金原ビクトリー 7-0 秋津ボーイズ

 ▽決勝
袖ヶ浦ボーイズ 
    22010 5
    25243X 16
小金原ビクトリー

 ▽バッテリー11豊田亮輔、滝沢優作-滝沢優作、熊沢陽平(習)、村田駿-篠原達也(小)
 ▽3塁打=滝沢優作(習)
 ▽2塁打H豊田亮輔2本、岩淵代佑(習)、廣瀬大和3本、上田昴、馬場翔太、高橋郁弥(小)
 ボーイズの初回、2回の攻撃には目を見張るものがあったが、逆転されるとその攻撃がウソのようにしぼんでしまったのは残念。ボーイズは1回表、先頭豊田が右中問へ2塁打。3番熊沢がレフトヘタイムリーヒット、4番滝沢の右中間3塁打で先制した。その裏、ビクトリーはヒットの1番馬場、四球の2番石田卓也を2、3塁に3番廣瀬がレフトヘ同点の2点タイムリー2塁打を放った。するとボーイズは2回、6番米谷哲のヒットで弾みをつけ、岩淵が左越え2塁打。米谷は2塁で憤死したが9番栗崎潤平の打球がエラーを誘い、豊田が2打席連続で2塁打するなど2点を加え再びリードした。
 だが、その2回裏、ビクトリーは打者一巡の猛攻を見せた。この回先頭打者9番石塚美瑛がヒット、馬場四球、石田ヒットで無死満塁。そして廣瀬が2点タイムリー右越え2塁打を放ち、1死後5番上田もクリーンヒット。さらに7番篠原、8番松丸達也が連打するなど果敢な攻撃で大量5点を挙げて逆転した。
 この2回の攻防がVの明暗をわけることになったように思える。ビクトリーは波に乗り、毎回打ちまくった。ボーイズは気落ちしたのだろうか、以後打線が振るわず、4回に1点をくわえるにとどまった。ビクトリーは2回以降も打ちまくり、この試合16長短打を放った。なかでも廣瀬の活躍はめざましく2塁打3本を含む4打数4安打と完璧なバッティングが光った。


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