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千葉市少年軟式野球第30回春季中央大会

2006年05月17日 | 野球
干葉市少年野球のチヤンピオンを競う第30回記念春季中央大会(干葉市教育委員会、同少年スポーツ連盟主催、同少年軟式野球協会主管、あさひふれんど干葉ほか後援)は6区連盟代表32チームが熱戦を展開。5月4日、干葉マリンスタジアムで決勝が行われ、磯辺シャークスが院内イーグルスを破り、10年ぶり2回目の優勝を果たした。1、2回戦の戦績は2面に掲載。
 新チーム編成まもない春の会は大会は「荒れる」という。とくに選抜チームによる中央大会は「どこが優勝してもおかしくない」といわれてきた。今大会も、ジンクスどおりとなった。
 同大会出場権をかけた6区連盟で優勝したチームは3回戦までに次々姿を消し、ベスト4に残ったのは生浜ヤンキース(中央区連盟)1チームだけだった。4人の投手を擁し千葉市少年野球の頂点に立った磯辺シヤークスは7月に開幕する関東学重県大会に、同市代表として出場する。
 永岡幹人・磯辺シャークス監督は「長打力のあるチームではないが、これから2カ月、チームに体力をつけて県大会に臨み、関東大会出場を目指してがんばりたい」と今後の抱負を語っていた。
 ▽3回戦
院内イーグルス ③-3 磯辺トータス
泉谷メッツ   8-6 花園ライオンズ
生浜ヤンキース 3-1 稲丘ベアース
磯辺シャークス 5-0 誉田ベアーズ

 ▽準決勝
院内イーグルス 2-1 泉谷メッツ
磯辺シャークス 4-3 生浜ヤンキース

 ▽決 勝
磯辺シャークス
   1010201 5
   1000030 4
院内イーグルス
 ▽バッテリー=藤倉峻汰、永岡昌之丈-永岡昌之丈、藤倉峻汰(磯)、川上大輔、川口将司-向後一樹(院)▽本塁打=永岡昌之丈(磯)
 両チーム、ずい所に見せ場をつくり決勝戦にふさわしい好ゲームだった。
 先攻シャークスは1回、1番藤倉がいきなり(1球目)の死球。それでも元気に盗塁を決めた。
 イーグルスの川上投手は後続を連続三振にとったが、立ち上がり肩に力が入りすきていたのか、2番池田森治、3番永岡の打席で、それぞれワイルドピッチを出し、藤倉がノーヒットで先制のホームイン。その裏、イーグルスは2番深山諒太、3番河田蒼司、4番西田翔、5番久保尾多聞と実に鮮やかな4連打。すぐさま同点としたが、シャークスもそうやすやすと追加点を許さない。巧みな読みと送球で河田、久保尾をそれぞれ2塁でタッチアウトした。シャークスは3回1死で打順が1番に戻り、藤倉が四球を選ぶと好走し、2つの盗塁であっという間に3塁に進み、池田のスクイズでまたもノーヒットで追加点をあげた。4回までヒットわずか1本(2回6番門昴馬)のシャークスだったが、一歩リードで勢いが出た。
 5回1死で池田が右中間へクリーンヒット。続く永岡がカウント1-2からレフトに見事な2ランホーマーを放ち、Vをぐいと引き寄せたかに思われた。だが、イーグルスも黙ってはいなかった。6回1死後、深山がレフトへヒット。後続の河田、西田の打球がエラーを誘い、2点。さらに2死後6番川口の打球もエラーを誘って、土壇場で一気に同点に持ち込んだ。残すは最終回だけ。1点を争う緊迫の展開となった。
 その後7回、シャークスは1死後、藤倉が四球。子の日4つ目の盗塁に成功して2塁を踏み、池田の打席で起きた補逸をついて生還。この裏、イーグルを3者凡退におさえて熱戦にピリオドを打った。
 イーグルスはシャークスの3安打に対して8安打と打ち勝ち、三振も5つとシャークスの2つを上回ったが、正に勝負は時の運。ツキに恵まれなかった。


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