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有限会社 あさだ建築のブログ。
日常や住にまつわる様々なできごとの感想を綴っています。

宵のうち、が消える?ガクブル

2007-04-19 15:17:43 | 社長のログ:日常
気象庁は今月予報用語(天気予報時に使う用語)を改定したそうですが、
午後6~9時ごろを指す「宵のうち」を「夜のはじめ頃」と改定したそうです

宵のうち、宵の口って私らの年代のものはよく使う日本語です。
なんとなく、イメージ的に薄暮が去った頃から、夕飯を食べ終わった頃(これまた
アバウトなイメージですが・・・)あたりを指すんだと漠然と思っていたのですが。


まあ、真夜中過ぎ、新聞記事が締め切りになるあたりは、以前からニュースなんかで
「未明」という単語が使われていたので違和感ありませんが、
「朝のうち、所によっては雨がふるでしょう」などという表現はなくなるわけ
ですか


人によって、時間感覚は様々。起きる時間、寝る時間、ごはんを食べる時間・・・
それぞれに違うわけですから、はっきり午前○○時~○○時というように指定
しなければ予報としては正確でない――これまた事実です。


でもねぇ、伝統的な情緒ある単語を押しのけて事務的に伝えるのもどうかと・・・
だって、「明けの明星」「宵の明星」「有明の月」なんていう言葉は、
それが「何時ごろどの星(月)がどんな風に見えるか」というのも昔の子供
なら誰だって知ってた。
「丑三つ時」って聞いて、「真夜中」だと思い、怪談によく出てくるのでなんとなく
怖い・・・等々・・・・



ああ、日本語が変わってゆく悲しいかな悲しいかな。
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