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06月に嫁入りしたカメラはエルモフレックスです。

2011年07月01日 | 今月のカメラ
06月に嫁入りしたカメラはエルモフレックスです。
カメラ名 エルモフレックスⅢF 製造年月 1953年
製造国名 日本 製造メーカー エルモ
使用フィルム ブロニー サイズ・枚数 60×60 12枚
シャッター セイコシャラピッド スピード B.1~1/500
レンズ名 ズイコー 焦点距離 75mmF3.5

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 エルモフレックスは昭和1938年頃から作られ戦時中は中断して寄せ集めの部品で再度Ⅰ型が1946年に発売されている。Ⅰ型にはセルフタイマーがつけられたが戦前の国産の2眼レフでは初めてのことであった。戦後にはⅠ型~ⅣM型(1955)まで発売されている。機種的にはⅤ型もあるがⅢF型の次にⅤ型が発売されている。レンズは最初はKOL75㎜f3.5シャッターはオリエント(エルモ)1~1/200のセルフタイマー付きであるが23年に発売されたⅠs型からレンズがオリンパスのズイコーになったこのカメラは昭和24年に発売されたⅢB型ではシャッターが1~1/500のセイコシャラピッドになった。ⅢDの後期型方からネームプレートが浮き彫り式のダイカストになった。このⅢF型はピンとフード前面の中を倒して透視式ファインダーとしてまた45度に倒してその裏にあるミラーを通してピントを合わせるエルモ独特の方式を採用した。エルモに使用のズイコーレンズは曇り(白濁が出るので有名であるがこれはレンズの素材があまり良くなかったせいでいくら拭いてもすぐに白濁してしまう。