あさちゃんの懸賞日記

日々の出来事や、懸賞生活について書き綴ってます。

僕の歩く道

2006-11-01 10:58:03 | ドラマ
何だかこのドラマ観てると、小中学校で同級生だった男の子のことを思い出します。
みんなにKちゃんと呼ばれてて、絵の上手な男の子でした。
いつもノートに漫画やイラストを描いていて、凄く味があって上手なので皆覗き込んで見ていました。
頭も良くて、お勉強では決して他の子に負けていなかったと思います。
ただ、自分の予想外のことがあったり、思っていた順番に事が進まないとパニックを起こして自傷行為に及ぶことがあるので、先生も友達も心配していました。
小学生のころは皆彼のことがよく分かっていて、優しく見守っていたので特に大きな問題も無く、毎日楽しく過ごしていました。
私も5,6年では同じクラスだったので、一緒に遊んだりすることもありました。

それが中学生になり一変しました。
他の小学校から来た生徒の中には、わざと彼の嫌がることをしてパニックを起こす様子を楽しむようなひどい人もいたのです。
一旦パニックを起こすと、自分を取り戻すまでに時間がかかります。
それを笑いながら見ている生徒を心底ひどいと思いました。
違うクラスだったけど、廊下でそんな様子を見かけて友達と止めに入ったことも何度かありました。

お母さんも心配されて、何か自信を持たせてやりたいと美術部に入部することになったのです。
同じ小学校出身だった私は、同じ部に所属しているということもあり、部活動を休んだ時にはお家に連絡事項を書いて持って行ったり、他の生徒とのコミュニケーションをはかる手助けをしたりしていました。
部活では、伸び伸びと自分の好きな絵を描いたり、アニメや漫画の話をしたりと楽しく過ごしていたように思います。
宮崎アニメが大好きで、制作にまつわるお話をとても詳しく覚えていて、皆に教えてくれました。

中学卒業後、別々の高校に進学しましたが通学路が途中まで同じだったので、登下校の際よく会いました。
私の姿を見つけると、どんな遠くからでも嬉しそうに大きな声で「○○さん、こんにちは。」って声を掛けてくれました。
正直思春期の私は、そんな彼の挨拶を恥ずかしく思うこともありましたが、ずっと覚えててくれることが少し嬉しくもありました。
大学生になっても、就職しても覚えてて会うと挨拶してくれたけど、流石に今は会ってもわかんないだろうなあ。

今はどうしてるのかな?
元気にしているのかな?


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2 コメント

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ezieziさんへ (あさちゃん)
2006-11-01 17:41:09
そっか~ezieziさんのお友達も、しっかり覚えててくれるんですね♪
じゃあ、私のこともKちゃん分かるかな~?
覚えててくれるかしら?
(あまりにも変わり果てちゃったからな~笑)

しかし凄い記憶力ですね~。
お子さんのお誕生日まで覚えてるなんて凄いわ!!
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Unknown (eziezi)
2006-11-01 15:14:34
私の中学時代にもSくんという知的障害かな?養護学級に通っている子がいました。彼は記憶力が凄くて、皆のお誕生日を覚えているんです。それと何年何月何日の曜日がわかるんです。どうやって憶えるのか不思議だったけど。
高校になって通学が同じ方向で、電車の中で会うと○○さんおはようございますと必ず声をかけてくれました。返事をするまで大きな声で名前を連呼してくれます。体が大きいのですが、座席の少しの隙間を見つけるとむりやり座ったりして、他のお客さんをたたせていました(笑)今でもたまに会うと必ず私のお誕生日をピッタリ言ってくれますよ。何年もたってるのに・・ちなみに子供の誕生日もちゃんと覚えてくれます笑)
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