あさちゃんの懸賞日記

日々の出来事や、懸賞生活について書き綴ってます。

太王四神記

2008-11-29 14:51:16 | ドラマ
東方神起 千年恋歌 


太王四神記とは、第19代高句麗王である広開土王(別名好太王のことです。昔、好太王の碑文って習ったよね~?)となったタムドク(ペ・ヨンジュン)を主人公とする物語です。
高句麗を建国したのがチュモンなので、その後の物語ということになりますが、こちらの方が神話めいていてずっと昔のお話のようです~(汗)

神話時代、火の力を持つ虎族の巫女カジン(ムン・ソリ)はチュシン国建国のため天界からやってきた神の子ファヌン(ペ・ヨンジュン)に惹かれる。
暴虐な虎族は他の民を圧迫し人々を苦しめていた。
心を痛めたファヌンはカジンから火の力を取り上げ、紅石に封じ込めるとその朱雀の力を熊族の女戦士セオ(イ・ジア)に与える。
セオは火の力で人々を助け、熊族の長として民を救った。

またファヌンに愛され子どもを身ごもったセオに嫉妬したカジンは、村を襲い産まれたばかりの子をさらう。
子をさらわれ半狂乱となったセオは黒朱雀となり近隣の村を焼き払ってしまう。
ファヌンはカジンからわが子を取り返し、村々を救うため、やむなく黒朱雀となったセオを弓矢で射るのだった。
こうしてファヌンは志半ばで玄武、白虎、青龍、朱雀の4つの神器を封印し、いつか自分の血を引く者の中からチュシンの王が現われるであろうことを予言し、天界へ帰った。

数千年の時を経て、天空にチュシンの星が輝く中二人の赤子が産まれる。
一人は17代王ソスリムの妹ヨン・ガリョ夫人が産んだヨン・ホゲ(ユン・テヨン)、もう一人は17代王ソスリムの弟で後に18代王となるヤンの妻が産んだタムドク(ペ・ヨンジュン)だった。

十数年の時が過ぎ二人の少年は対照的に成長していた。
ヨン・ホゲは少年ながら武道に優れ、チュシンの王の再来として民の希望を一身に集めていた。
一方18代王ヤンの皇太子として育ったタムドクは、身体も弱く人々がその存在を忘れ果てるほど目立たない少年だった。
従兄弟同士の二人はぎこちないながらも友情を育みつつあったが、ホゲの母ヨン夫人は兄である王ヤンが敵地で生まれたことから兄として認めておらず、自分の子ホゲを次代の王とするためタムドクにも辛くあたるのだった。

挙句の果てに、医師を買収しヤン王の毒殺を計るヨン夫人であったが、タムドクの機転により神官見習いの少女キハ(ムン・ソリ~カジンの生まれ変わり~)の尽力で王は命を取り留める。
怒ったタムドクは目立たず大人しく振舞えという父王の教えを破って、計略を張り巡らしヨン夫人の罪を暴こうとする。
罪が白日の下に晒されたヨン夫人は自分の負けを悟り、服毒自殺してしまう。
ヨン家を訪れ、事のあらましを語りヨン夫人の死をもって罪に問わないとするタムドクに激高するホゲ。
ヨン・ガリョは今まで気づかなかった皇太子タムドクの資質を見抜き、不安に駆られるのだった。

更に数年が過ぎ、二人は大人へと成長していた。
軍を率いて凱旋するホゲに熱狂する民。
皇太子の身分にありながら城をこっそり抜け出して遊興三昧のタムドクは、周囲から眉をひそめられる存在だった。

真のタムドクの姿を知るのは、父王と神官となったキハのみ。
幼馴染で心許せる存在のキハはタムドクにとって唯一人の大事な存在だった。
キハも少女の頃からタムドクを慕い、その力となってきた。
そんな美しいキハにホゲも少年の頃から想いを寄せているのだった。

街に繰り出したタムドクは、ある日一人の少女に出会う。
少年のように髪が短くコムル村の村長ヒョンゴの弟子として育てられたスジニ(イ・ジア~セオの生まれ変わり~)は、酒好きで物怖じしない明るい少女だった。
玄武の神器の持ち主であるヒョンゴと共にチュシンの王となる人物に仕えるため、村を出て街へやってきたのだった。
楽しそうに彼女の話をするタムドクの姿に、キハはふと不安な気持ちに駆られる。

その頃、母の敵であるタムドクに王位を渡したくないホゲは、自らがチュシンの王となるため父と共に画策していた。
虎族の末裔であるファチョン会の大長老は、朱雀の力を持つキハを伴ってヨン家を訪れホゲに忠誠を誓うのだった。
キハは幼い頃ファチョン会にさらわれ、その後宮中に送り込まれ秘かに4つの神器の在り処を探っていたのだった。
タムドクへの愛と、ファチョン会に縛られる身の上に引き裂かれる思いのキハ。

ヤン王の次の王位を巡って、血なまぐさい戦いが繰り広げられようとしていた。
王位を捨てキハと遠くでひっそりと暮らすことを望むタムドクだったが、否応も無く争いの中心に巻き込まれていく。

果たして真のチュシンの王はホゲなのか、タムドクなのか。
四つの神器を手に入れて神の力を手にするのは誰なのか。
壮大なストーリーが展開していく。