今回の別荘行きの大きな目的は、岩をハンマードリルで砕けるかということです。
家の北側の崖が崩落し、基礎部分が殆ど埋まってしまっています。
土砂だけなら良いのですが、巨大な岩があって、半世紀以上生きてきたおじさんには動かせません。
そこでネットでいろいろ調べたら、どうやらハンマードリルで岩に穴を開け、セリ矢でヒビをいれて岩を割る方法があるようです。
ピラミッドの岩もそうやって切り出したそうな。
セリ矢を買った話は以前のこのブログにかいた(はず)ので、今回は、いきなり実践編です。
まずは、岩。
左下に私の左足が見えます。
この大きさですらも移動できません。
少しは動くのですが、とても転がせるような大きさではありません。
ハンマードリルで穴を開けます。
最初、ハンマードリルを力尽くで押しつけるのかと思ったら、軽く手を添えてあげるだけど、ガガガとハンマードリルが破壊してくれます。
勿論、電気ドリルやインパクトのような手軽さはありませんが、女性でも出来るかも。
これにセリ矢をいれます。
ひょっとして上の写真と違うカ所かもしれませんが、このセリ矢をハンマーで順番にたたいていきます。
面白いことに、叩くと音がだんだん高くなり、キーンみたいな高音の音がしたら、たぶん、名一杯、セリ矢が押し込まれているんでしょうという、自己解釈で、次のセリ矢をたたきます。
ハンマーは手頃なのが無くて、このハンマーで全身で叩きました。
重さ2.5kgと書いてあります。
この重さならおじさんでも何とかなります。
作業時は石とかが飛んできますから、目は保護メガネをします。
この保護メガネは、ちゃんとメガネでも使えるような構造になっていました。
上の写真の真ん中に鉄の棒が移っています。
これをヒビ部分に差し込んでこじ開けました。
使ったハンマードリルはこれ。
世間的にはヒルティがブランドですが、何せ、高い。
その半額以下でこのBOSCH GBH 2-26 RE が変えます。
ドリルビットもBOSCHの20mmです。
今回、穴は20カ所以上開けたはずですが、最後まで切れ味というか、なんというか、ドリルのへたりぐあいは変わりませんでした。
結構、使えましたこのBOSCH。
あとは、土留め作業です。
これが岩を破壊して取り除いた後の様子です。
下側に石があった穴みたいなところが見えます。
この奥は、また更に土砂が基礎を埋めています。
今後は、土留めを作りながら、この土砂をかきわけていきます。
なんだかわくわくしてきました(笑)。