ミニマグ2AAでプラスティックレンズ(単なる透明なプラ板)が傷だらけになったので、150円のガラスレンズ(ミネラルガラス:たぶん)を買ったことがあります。
それが驚くほど透明で感動したことがありました。
今回、そろそろLED工作が収束に向かうに連れ、後々まで残して使うであろう、LEDライトのプラレンズをミネラルガラスのレンズに交換しようと思います。
買ったところは、
有限会社ウォッチインターナショナル(ヤフーショッピングストア名:WIL-MART:ウィルマート)
http://store.shopping.yahoo.co.jp/watch-me/w9-grass18.html
です。
お値段は1枚150円。
メール便で送ってもらいましたので、送料は200円。
注文してその日の午後に入金。夕方入金確認が来て翌日発送。
クロネコヤマトのメール便で4日かかる予定が、3日で到着。
ただ、昨夜は雨だったせいか、封書が水に塗れていましたが、中身に影響はありません。
クロネコヤマトのメール便で、本当にインクで書いた手紙を送ると、雨にぬれて読めなくなる恐れがあります。
そんな時は、ちゃんと日本郵政公社にお願いしましょう。
国家権力で、きちんと郵送してくれます。
はい。
話を元に戻して、まずは、このLEDライト(1AA)です。
初期搭載のプラレンズの写真はこれ。
注文したミネラルガラスレンズはこれ。
交換後は、こうなります。
一応サイズは100均ノギスで測りました。
・純正プラレンズ:18.00mmΦ
・注文したミネラルガラスレンズ:18.1mmΦ
・ミネラルガラスレンズの実測値:18.2mmΦ
ぴったしカンカンで納まりました。
次は、LEDライト(2AA)です。
これにミネラルガラスを搭載します。
搭載前のプラレンズがこれ。
これに実装したのはこのミネラルガラスレンズです。
交換後はこうなります。
これも100均ノギスで測定してみました。
・純正プラレンズ:23.8mmΦ
・注文したミネラルガラスレンズ:24.1mmΦ
・ミネラルガラスレンズの実測値:24.2mmΦ
これも、ぴったしカンカンで納まりました。
ついでにミニマグ2AAがもう1本あるので、このミネラルガラスも注文しました。
今回は、22.3mmΦを注文し、実測値は22.4mmΦです。
コリレンズの表面が曇りガラスっぽくなっているので、ミネラルガラスの透明性がよく分かります。
リフレクタの場合、ミネラルガラスに交換しても、上記の写真で分かるように、そんなに即、これだっ!という効果はありませんが、何となく優越感に浸ることが出来ます(笑)。
また、100均ショップのノギスはだいたい、0.1mm程度長めに数値がでるようですが、これはこれで、安定してその誤差なので使えそうです。
絶対値の測定には適していませんが、趣味の世界での相対的な長さの測定には全く問題はありません。
ただ、構造がプラスティックなので、優しく使ってあげれば、ガタが来ることもそんなには無いでしょうから、1年くらは使えると思います。
昨日、LEDライト(1AA)のテールスイッチのバネ弾性力の強化を行い、ちょっと振ったくらいでは、LEDライトの中でカタカタ音はしなくなり、LEDの時々断、瞬断が無くなり、安定したようです。
LEDライト(2AA)もちょっと振るとLEDが瞬断する事象が発生していたので、今回は、LEDライト(2AA)のプチ改造です。
まずはテールスイッチの確認です。
LEDライト(1AA)のテールスイッチの白いプラスティック材も、押ボタンのゴムのブツブツも同じなので、ひょっとして同じ部品工場が作っているのではないでしょうか。
であれば、ゴムボタン側から押せば出てくるはず。。。と思い、思いっきり押してみました。
手で押すと痛いので、ドライバとかピンセットのお尻で押したら、ゴムがすこしささくれてしまいました。
少しは動くのですが、テールスイッチの筐体からパーツがお出ましになられませんです。
はい。
仕方ないので、今回は、バネにかぶせるような大きめのものを探しました。
これです。
この出っ張った足をニッパでちょんぎって、テールスイッチのバネに重ねます。
今回のプチ改造(というレベルではありませんが)の最大の難点は、このテールスイッチを逆さにすると、被せたバネが落っこちることです。当然ですが。
何かで固定しないとだめです。
・・・が、今日の根気は使い果たした(笑)ので、とりあえず、このままLEDライトに収めます。
ちょいと振っても、中で乾電池が暴れることはありません。
カタカタ音もしなくなり、当然、LEDの瞬断も無くなりました。効果はばっちりです。
そう言えば、ミニマグは、構造がテールスイッチでは無いので異なる状況かもしれませんが、ミニマグのテール部分のバネは非常に背たけが小さくて、ちょいと押し込んでいる・・・というレベルです。
たぶん、バネの弾性力をきちんと評価して設計しているんでしょうね。
ミニマグらいしい微妙な、設計です。
ですから、中で乾電池が移動してカタカタ音がすることはあり得ない。
見事なミニマグ。さすがです。
対して、中華LEDライトは適当ですから、バネの弾性力もちゃんと調整してあげなければ、中で乾電池が踊ってしまいます。
これって、DCコンのモジュールやLEDエミッタに変な衝撃を与えることになり、商品寿命に影響します。
中華製品は、中華品質レベルということでしょうね。
それにしても安いです。
200円ですから、今回は思いっきり遊べました。
そうそう、書き忘れるところでしたが、昨夜と今朝未明は、この200円LEDライト(2AA)+LTC3490DCコン+CREEで家の中を移動しましたが、リフレクタ構造であるにもかかわらず、中心部分にダークスポットは出ません。
綺麗な照明です。
勿論、中央部分が明るくて周囲が少し暗くなりますが、自分のイメージにあるリフレクタの汚さはありません。
(ただ、10センチくらいの間隔で壁を照らすと、四角いダークスポットが思いっきり出てしまいますが。)
冷静に考えるに、リフレクタの汚さって、リフレクタの設計にも依存しますが、エミッタの構造も影響します。
今回のCREEは点光源になっていて、エミッタそのものにダークスポットはないようです。
リフレクタも偶然か、良い設計なのか、底面を極力削ってCREEエミッタが調度良い焦点位置にきたせいか、結果的には綺麗な光となっています。
思えば、リフレクタによる懐中電灯の光が汚い・・・というのは、100均3LEDランチャーライトや、ミニマグ2AA、ソリテールの印象でした。自分は、リフレクタのLEDフラッシュライトを持っていないので、ランチャーライトとかの印象でリフレクタが嫌いということだったようです。所謂、食わず嫌いだったのかも。
リフレクタって、エミッタとちゃんと相性が合えば、綺麗に照らすことができるようです。
どうりで、世の中の明るいLEDライトはみんなリフレクタであって、コリメーターレンズがあまり使われていないんですね。
それにリフレクタなら、焦点距離を調整できる(可能性もある)し。
今後はリフレクタ・ファンになりそうです。(笑)
今日もまた、ひとつ勉強になりました。