トホホな空港、羽田空港。
ここに車で行くのは難儀。最高難度の技が必要になる。
何故か、いつも行くたびに様々なトラップにひっかかる。
今回、初めて使うルートで行ってみた。
車のナビは信用できない(レンタカーのエコノミークラスのナビのほうがはるかに優秀)が、よくよく見るといつも曲がる道ではなく、まっすぐに行って2階右折すると第一ターミナルのP2に入れるらしい。
これだと何周も回らなくても良いので試しにナビに従ってみた。
するとどうしたことでしょう。わかりやすい。これはサイコー。
でも予め確認していたナビの画面では行き止まりを右折。
しかし現地では十字路を直進だが、道路標識は十字路を右折。
ナビは現地の渋滞状況で、はるかに大きく迂回したほうが早いと判断したらしいが、周りに車は全く無い。
ということで、当初のナビのガイド通り右折。ここらへんは乗っている車のナビがしょぼいだけ。
後で考えると、ナビに搭載されている地図データが、実際には現状と違う、つまり空港を作った国交省が道路図面と違う道路を作っちゃったということ?
この後、道路用標識にしたがって進行して、そして、右折。
でも行き止まり。なんとバスの出口だった。
その手前の標識ではP2は右折になっていたが、その右折は私が曲がったところの、もっとと先で右折するものらしい。
標識を建てる位置が違うというか、手前の右折する道を書いてバッテン印を付けておけばう良い話。どうして羽田って、こうも馬鹿ばかりが設計したんだろう。
そしてP2の4Fに行ったら、今度は、路面の標識では直進禁止、右折のみだが、
頭上の案内は直進が出口。
こりゃ間違うよね、というか危険。
車のための標識と、建物の構造を表現している標識がごちゃごちゃ。
羽田空港のP1〜P4は、それぞれ運営母体が違うらしくて、パーキング全体がその構造含め統一されておらず、人を考えたUIではなくて、作った当時の担当者の浅はかな知識で設計したらしく、ものすごく理解しづらい。
これで問題になっていない(?)のは、人によって利用する航空会社が決まっていて、使うパーキングのビルが固定されているからかなのか。
年4回くらい羽田空港にいくが、これまで間違えずに到着ロビーに行けたのは1回もない。
そうそう思い出した。駐車場から渡り廊下を使ってターミナルに入ったところで、視界にはいっていくるエスカレータに乗ってはいけない。
このエスカレータに乗るとめっちゃ遠回り。
最短コースは、エスカレータを無視して、左折してエレベータに乗ること。
このエレベータは割と小さいので、知っている人しか使えないように目立たないように設置されている。
ここらあたりが、悪知恵が働く空港ビル設計者。
誰が使うかを考えたこと無い設計者。
こんなのだったら、設計はチャイナとかの人に任せればよかったのにといつも思う。