あろてあろあ日記

単なる日記です。特にテーマもありません。
目的地を定めない旅行もいいものです。

研修所記録②

2007-07-20 | Weblog
即日起案が続いています。


今日はちょっと疲れたので,軽く飲みに行ってしまいました


「たまには気分転換も大事だ。そのほうが能率が上がるし」と言い訳しています







研修所の記録というのは,実際の事件を基にしつつも,採点の対象とするために問題点をちりばめられています。


時には,「現実の検察官や弁護士はこんなことしないだろう」と思われることも盛り込んで,修習生に問題点を捉えてもらおうとしているように思われます。






採点の対象としているということは,出題者の想定している方向に記録を検討していくと良い点が取れるという仕組みになっていることを意味します。


ですから,授業や教科書で指導される検討方法をマスターすることがまず第一に求められ,独自の視点に基づく検討なんていうようなものをやってしまうと,いい評価が得られないように思われます。






こうした訓練方法をとることは,マニュアル思考を助長することにもなります。


ですが,実際実務に出てまず求められるのは当たり前のことを当たり前にこなすことであり,それは,サービスの受け手から見れば当然のことであり,また,このことは一般の職業でも同じでしょう。


それから先のことは,その後のプラスアルファにすぎず,それは研修所が指導するというものではなく,今後の自己の研鑽によることになるのだと思います。






でも,当たり前のことを当たり前にやるっていうのが結構難しいですね。


まあ,そういうことをきちっとできるというのが,優秀ということなんでしょうが,そうだとすると,自分は優秀ではないのかもしれません