あろてあろあ日記

単なる日記です。特にテーマもありません。
目的地を定めない旅行もいいものです。

記憶

2007-01-26 | Weblog
今日,裁判所で高校の同級生に会いました。

法律事務所で働いているそうです。

一年間だけ一緒のクラスになっただけであり,それ以来ずっと会っていなかった人でした。

お互い,どっかで見たことある顔だなあ,と思いながらじーっと見ていると,次第に思い出されてきました。

人間の記憶ってすごいですね

刑事裁判官の能力

2007-01-25 | Weblog
刑事裁判では,すべてに早急な判断が求められます。


犯人の逃亡を防ぐためには,すばやく裁判官が逮捕状を発布する必要があります。
逮捕の後の犯人(被疑者)の身柄を確保する勾留の可否・延長・保釈の判断も,身体を拘束される被疑者の不利益を考えると,裁判官がのんびり考えているわけにはいきません。
裁判になっても,特に勾留されている事件では,なるべく短く裁判を終える必要があります。

しかも,刑事では,予断排除の観点から,事前に記録を検討して裁判に臨むということができません。

もちろん,速ければいいわけではなく,正確な判断も求められます。



民事と違って,刑事でのミスは,被告人の人生を狂わせかねません。
日々裁判官を見ていると,ほんといろんなところをきちんと見ていて,かつ,すばやく判断しています。

修習生である自分も同じようにやらされるのですが,時間をそこそこかけたにもかかわらず,見落としがあったりして,未熟さを痛感するとともに,裁判官の能力の高さを実感します。

まあ,こちらは見習いで,向こうはプロなんだから,当然なんですけどね





おごり

2007-01-24 | Weblog
弁護修習では,昼食は毎日おごりでしたが,裁判修習では当然自腹です。裁判官がおごることはありません。


飲み会でも,多めに負担してくれますが,完全なおごりは歓迎会だけです。
裁判官も,決して収入が少ないわけではないでしょうし,節約家が多いということでしょうか。
弁護士も,不景気の中そんなに潤っているわけではないでしょうし,太っ腹が多いということでしょうか。


弁護士との違いは,経費で落とせるかどうかという点でしょうが,裁判官も給与所得控除を受けてんだから,同じだと思うんだけど,どうなんでしょう。
逆に言うと,弁護士が給与所得控除並みの経費を落とすためには,結構大変らしいです。


昔から言われていることですが,「『トーゴーサン』という所得の補足率にもかかわらず,サラリーマンの苦情がないのは給与所得控除のおかげだ」ということを,裁判官と弁護士のおごりの違いから考えてみました。

まあ,おごられるほうが何言ってるんだ,という感じですけどね



判断

2007-01-23 | Weblog
否認事件の判決起案をすることになりました。


否認事件とは,検察官に起訴された刑事事件の,犯罪事実の全部又は一部を争う事件ですが,僕が担当する事件は,犯罪事実を真っ向から全部争う事件で,被害者の言っていることと被告人の言っていることが全く逆で,かつ,決め手となる物的証拠もありません。

つまり,被害者が嘘を言っているか勘違いをしているか,それとも被告人が嘘を言ってるかのどちらかになります。


人が嘘を言っている(実際には「○○の供述は信用しがたい」とか,「信用性が十分とはいえない」とか書くのですが)と決めるのは,大変です。


たまに全く不合理な弁解をする被告人もいますが,今回はそうではないので,一つ一つ状況証拠と照らし合わせていかなければなりません。


もちろん,長年の実務の積み重ねや研究により,判断のポイントというものもありますが,最終的な判断は個々の事案ごとにせざるを得ません。



実は,まだ迷っています

炒飯

2007-01-22 | Weblog
男の一人暮らしの定番チャーハンです。
卵の入れ方など,それなりに皆さんこだわりがあるのではないでしょうか?


今回はキムチと豚肉を入れ「豚キムチ炒飯」を作ってみました。


今週は裁判が多い上に,判決起案・レポートの作成など,忙しそうです。

料理をちゃんと作るのは少し先になりそうです。