あろてあろあ日記

単なる日記です。特にテーマもありません。
目的地を定めない旅行もいいものです。

講義初日

2006-04-18 | Weblog


早速2日目から講義開始です。

前期修習が3ヶ月から2ヶ月に短縮されたことから,当然のように6月16日までみっちり休みなしのハードスケジュールです。
全体的に講義内容が圧縮されているので,一回一回の講義の密度が高くどんどん自分で予習復習を自主的に進めていかないとついていけなくなりそうです。

よって,昨年まであった健康管理日という名のスポーツ大会などの遊びの要素が一切ありません。


修習の内容のひとつとして起案というものがあります。
事件の記録が渡され,それを元に裁判の判決書など書類を作る作業です。
ほとんどが即日起案(朝記録が渡され,夕方までに完成させる。)であり,5月後半には,六法を除いて一切の資料を見ずにに書き上げられるようにならなくてはなりません。


修習前,仕事と課題で忙しかった私は,『修習といっても基本的に夕方までだし,土日は休みだし,案外余裕が持てるのでは?』と思っていたところ,それは甘い考えでした。

昨日の入所式で,事務局長から,修習生が修習に専念するのは,別に,修習生自身が裁判官などになるためのものではなく,国民に対する義務であるということを言われました。


修習が税金で行われている以上,当然のことなのですが,肝に銘じて生きたいと思っています