AR(エーアール)どうぶつ病院ブログ

川崎市登戸にあるARどうぶつ病院

院長やスタッフの日々のブログです

病院が伝えたいことを日々綴っていきます

● ARどうぶつ病院始です。シャンプーについて

2017-07-31 17:34:46 | 病気について
ARどうぶつ病院院長の盛田です。

先日初めてシャンプーのお客様が来てくださって、本当に感謝しています

それにちなんで、本日はワンちゃんのシャンプーについて話したいと思います。

しかし、私は獣医師なので、トリミングについてはよくわかりませんが、薬浴は我々獣医師の範疇です。
なのでそこを中心に…
先ずはワンちゃん・猫ちゃんの皮膚について。
彼らの皮膚は被毛に覆われ守られているため、人間の皮膚より弱いし薄いことが知られています。
一説によるとワンちゃん・猫ちゃんの皮膚(表皮)は人の皮膚の5分の1ほどの薄さともいわれております。
当然、皮膚の機能も人より弱く、感染症などに罹り易いのです。
また、犬種によっては脂漏症やアトピーなども皮膚病として起こり易かったりします
これらを軽減もしくは治療する方法として(動物病院の)シャンプーは有用です!( ゚Д゚)クワッ
シャンプーの機能としては
1、表皮より細菌・真菌の除去
2、炎症・痒みの軽減
3、皮膚の補修をサポート
4、皮膚のバリアー機能のサポート
5、角質間脂質の正常化 が挙げられます。

乾燥しがちな皮膚の仔には保湿系、細菌感染が良く起きる仔には殺菌作用のあるもの、脂漏症の仔には余分な皮脂を落とすシャンプー と用途によって使い分けております。

これらシャンプーは獣医師が内服薬などと併用することによりより高い効果を示すことがあります。

皮膚のトラブルが気になる仔は、かかりつけのトリマー様だけでなく、病院にてご相談いただき必要な治療とシャンプーを組み合わせて使うことで可能な限り皮膚トラブルを防げるとよいですね



そんなことを思いながら大人しくシャンプーされている仔をみていました(^^)




〇〇ちゃん、サッパリして良かったね

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● ARどうぶつ病院です。今日はまじめに狂犬病について

2017-07-28 15:36:43 | 病気について

こんにちは、連日の猛暑で夜中にワンちゃんの散歩に行く人も多いかと思います。

暗い夜道で地面には注意がいかないと思いますが、最近ではヒアリなども怖いですのでよく注意してくださいね(^^)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2017072701356&g=soc

↑はヒアリに咬まれた国内初の方です。なかなか不幸な方みたいで、クラゲに刺された経験もおありなようです(-_-;)

また、川崎市では昨年ネズミの尿から感染するレプトスピラ症(人獣共通感染症)も発症者がでており、こちらもワンちゃんの散歩では注意が必要です。

http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/1/5/15368.html

↑はその記事

上記した二つの記事に関しては海外から輸入した貨物船の荷物などから日本に入ってきた可能性が高く、今後さらなる注意が必要と考えられます。

しかし、海外から一番入ってきてほしくない病気は

狂犬病

です。

狂犬病は哺乳類すべてに感染し、主に体液(唾液)を介して感染します。

発症すると100%助からない恐るべきウイルスです。

https://wwwnc.cdc.gov/travel/yellowbook/2018/infectious-diseases-related-to-travel/rabies

↑はアメリカ疾病管理予防センター(CDC):Yellow Book Chapter 3 Rabies

清浄国は下の図の通り世界で数国しかありません。

こちらはWHOから出された2004年のデータです。

この時は清浄国はアイルランドやイギリス、北欧やオーストラリアなどが清浄国です。少ないですね😞

これでも少なかったのですが…

上の図の12年後、2016年にWHOが出した結果をもとに厚生労働省が作成したデータでは、

日本とニュージーランドのみ狂犬病リスクがない国として公表しております。

つまり、10年の間にも世界中に狂犬病が広がっているのです( ゚Д゚)クワッ

世界的な物流や人の流れに狂犬病ウイルスも乗って、タンカーの船内のネズミやコウモリ、輸送されてきた哺乳類により広がっているのではないかと思います。

日本の検疫がしっかりしているとはいえ、上記のようなヒアリやレプトスピラ症の例もあるので日本に狂犬病が再度発生してもおかしくない…

この危機感を抱いている人が動物医療関係者を除いてどれほどいるでしょうか。

http://www.uptodate.com/contents/rabies-beyond-the-basics#H1

Rabies immune globulin and vaccine,Patient information

こちらの文章では発展途上国で感染した90%の人は犬に咬まれたことが原因といわれており、犬からの感染は非常に重要な感染ルートであることが記されております。

日本において、狂犬病が蔓延しないようにペットのワンちゃんに狂犬病ワクチンを打つことは現在進行形で重要であるといえるのではないでしょうか!!( ゚Д゚)ノ

 

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/01.html

上記は厚生労働省の都道府県別の犬の登録頭数と予防注射頭数等(平成22年度~平成27年度)

現在飼育されているワンちゃんの中で国に登録されている(一度狂犬病の注射を打っている)ワンちゃんの予防接種率をみても、多くて8割!!

国に登録していないワンちゃんのことを考えると、日本におけるワンちゃんの6割程度しか狂犬病注射を接種していないと考えられます(;´・ω・)

これでは海外から日本に狂犬病が入ってしまえば蔓延してしまうのは当然といえると思います!!

日本で狂犬病を流行らせないためにも飼い主様からまずは意識改革をしていただき、接種率を上げていきましょう(^^)

獣医師や自治体は可能な限り狂犬病が入ってきても日本に蔓延しないようしっかりとした啓蒙活動、予防の推奨・手軽に予防ができる体制を整える必要があると思います!!!これこそ国策( ゚Д゚)クワッ

当院でも微力ながらお力になれると思いますので、お気軽にご相談いただけると幸いです(^^)

固いお話を最後まで読んで下さりありがとうございましたm(__)m

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● ARどうぶつ病院です。開院して1週間!

2017-07-24 11:42:19 | 時事ネタ

皆様こんにちは。院長の盛田です。

早いもので開院して1週間が経ちました。来院いただいた方に感謝しております。また、内覧会に来て下さった方で、スペシャルクーポン券を使ってくださった方、本当にありがとうございます。

今後も色々なイベントを検討しておりますのでよろしくお願いいたします。

また、広告は農水省の制限が厳しく、イベントの詳細は記載できないので、可能な方は病院とLINE友達になっていただけるとお得情報を見逃さないようになります(^^)

さて、話は変わり、少し前にも書きましたが、熱中症について追記したいと思います。

というのも、

 

日が照っている時だけが熱中症になるものではない!

 

ということを記載してなかったので( ̄▽ ̄;)

 

日本の夏の暑い時期は非常に湿度が高く、それゆえ汗が蒸散しません。そうすると汗の蒸散の気化熱で体温が冷やされることがなくなり、熱が体内にこもり熱中症となります。

ワンちゃん、ネコちゃんは汗腺が少なく汗をほとんどかかず、呼吸による唾液の蒸散や飲水による放熱が主となります。

なので、人よりも熱を下げる働きが難しいため、熱中症になるリスクも高いのです。

ですので、雨が降って日が照っていない、人はクーラーなしでも過ごせるくらいの室温でも、湿度が高い状況下では熱中症になることもあります。

人が暑くなくとも、湿度や換気の状況によっては熱中症になるリスクがあることを覚えておいてくださいね。

今日はこの辺で(^^)

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● ARどうぶつ病院です。ドクターズファイルの取材を受けました!

2017-07-21 14:38:26 | 日記

ARどうぶつ病院院長の盛田です。昨日ドクターズファイルから取材を受けました。

ドクターズファイルは人の病院や動物病院に直接出向いてそこの院長先生がどんなことを考えて病院を建て、運営しているかを無料で記事にしている会社です。

最近は口コミサイトは無数にありますが、有料で記事を書いたり、場合によっては他のサイトから引用した文章を載せるようなサイトもありますが、ドクターズファイルは取材を元にしっかりした記事を書くので非常に良いサイトだと思っています。

掲載はまだですが、遅くとも1か月以内には記事ができると思います。今から楽しみです(^^)

さて、内覧会のご報告が十分お話しできないまま病院が開院してしまったため、この場にて

内覧会にご来院いただきました皆様お暑い中本当にありがとうございました。

皆様のご期待に沿えるよう、スタッフ一同せいいっぱい皆様の満足をいただけるよう頑張ります!

↑は以前の病院の上司と

いらっしゃった方々にはアンケートをしていただきましたが皆様、予防医療に関しては非常に理解がある方が多かったので驚きました。

ワンちゃんは

狂犬病ワクチン

混合ワクチン

フィラリア予防

ノミ・マダニ予防

猫ちゃんは

混合ワクチン

ノミ・マダニ予防

(フィラリア予防)

とワンちゃん、ネコちゃんともに避妊・去勢手術。

皆様基本を押さえてらっしゃったので、ほぼいうことなしです(^^)

今後は定期駆虫や健康診断などですが、こちらに関してはまたの機会に書きたいと思います。

予防について書くことが多くて、腫瘍について書くのは来年かな~

毎回読んでいただき皆様本当にありがとうございます。では、本日はこれにて失礼いたします。

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● ARどうぶつ病院、本日より開院です(^^)

2017-07-18 21:52:46 | 病気について

昨日までの内覧会が成功に終わり、本日より病院が開院いたしました。

今日は期せずして大安☆

来院される方はいるかな~

と思っていた矢先

凄い豪雨☂

酷暑だったり、豪雨だったり、やはり異常気象ですね…( ̄▽ ̄;)

こんな雨の後にいらしていただいた患者様には本当に感謝しております。

今後ともよろしくお願いいたしますm(__)m

 

では前回の続き

 

避妊・去勢手術のデメリットとして、麻酔に関してはお話しました。

次は避妊・去勢のメリットです。

 

先ずはいわずと知れた不遇な子供を作らなくてすむことです。

わんちゃん、ねこちゃんは一回の妊娠で1~6頭ほどの子供を妊娠します。

計画的に交配し、子供たちももらわれることが決まっているようならば問題ありませんが、条件を整えるのはなかなか難しいことかと思います。

動物達の自然の姿として残したい方々にも理解してほしいのは、この子達は自分の力で生きているのではなく、ご家族が養っているから生きているということです。

その庇護が受けられない子供は不幸な未来が待っているのです。

今、京都で話題になっている野犬や全国的に問題となっているノラ猫…

彼らは自然に解き放たれ、自然のままに繁殖し、人間に追われ、殺されます。

このような状況が起きないためにも避妊・去勢手術は必要かと思います。

昔、家族だった犬も庭で遊んでいたらどこぞの犬が交尾しようとやってきたことがあるので家で飼っていても油断は禁物です‼

猫ちゃんは脱走してしまう可能性もあるので尚更です。

病気については今回は触れませんでしたが、ご希望ありましたら書きたいと思います。

今日はこの辺で(^^)/

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