こんにちは🐶🐱
ARどうぶつ病院です🏥
GW後半に差し掛かりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか❔
当院は、本日(5/3)~5/6(火)まで9:00~17:00の診療時間となっております。
フードやお薬の受け取りの際は、お時間にご注意ください🕒
受診をご希望の場合は、予めご予約をお願い致します🙇
予防セットキャンペーンも今月までとなります💊
在庫が少なくなってきておりますので、ご希望の方はお早めにご購入をお願い致します🙇❕


予防セットの内容は、ノミ・マダニ駆除薬、フィラリア薬、(犬のみ定期駆虫薬)が入っております。
【フィラリア症とは】
蚊を介して心臓や肺動脈にフィラリアという寄生虫が起こす病気です💣
フィラリアが寄生することで血液の流れが悪くなり、最終的には心不全や呼吸困難を引き起こして死に至ります💘
また、わんちゃんにしかかからないと思われている方も多いのですが実は猫ちゃんにもかかる病気でもあります🐱⚡
フィラリアは動物から蚊、蚊から動物というように感染していきます🌀
フィラリアの予防期間としては、蚊が出てから1か月後から初めて蚊が居なくなって1か月後までが推奨されます📝
(💡今年は当院では5月頭~1月頭までの9か月間を推奨しています)
毎年予防薬をあげていたとしても、お薬を飲ませ忘れた月があった…、14日以上遅れて投薬をした月があったという場合は、先にフィラリアに感染していないかを調べる検査が必要になります💉
検査せずに飲ませてしまうと陽性だった場合、死んだ虫が小さな血管が詰まってしまいショックを起こすことがあります⚡
それを防ぐために検査をし、陰性を確認してから予防薬を飲ませましょう🙆◎
(前年の春~秋生まれの子犬ちゃんも検査をしましょう💉)
【ノミ・マダニについて】
ノミは、縁の下や草むらなど、直射日光が当たらないジメジメしたところに生息します☁
わんちゃんや猫ちゃんに寄生し吸血した後、1日半~2日で産卵します🥚
その後、動物の周りに卵が落下し1~6日以内に孵化します🐛
その幼虫が布団やペットのベッドなどに入り込み、成虫の糞などを食べながらサナギになり成虫になります🐞
成虫がまた動物の血を吸い…ということを繰り返します🌀
室内ですと、冬は暖房ばどをかけているのでこのライフサイクルは止まることはありません😢
ノミが寄生すると、
・貧血
→大量のノミの寄生を受けると貧血を起こす危険性(特に仔犬や仔猫)
・細菌の二次感染
→刺された箇所を掻きむしり、その傷から細菌感染、皮膚の化膿
・サナダムシ寄生
→ノミが媒介となる代表的な寄生虫症。下痢や嘔吐が起こる。
・ノミアレルギー性皮膚炎
→ノミによる吸血が繰り返されるとアレルギーになることがある。
激しい痒み、湿疹、脱毛など。
マダニは、森や草むらなどに潜んで猫ちゃんやわんちゃんが近づいてくると葉っぱの裏などから飛び移ります😲
そこで吸血し、大きいものは500円玉ほどのサイズに巨大化するものもいます⚡
マダニが寄生すると、
・貧血
→マダニに大量に寄生・吸血されると引き起こす
・皮膚炎
→マダニの唾液がアレルゲンとなり、強い痒みを引き起こす
・バベシア症
→バベシア原虫がマダニを介して体内に侵入し、赤血球に寄生し破壊する
重度の貧血、発熱、食欲不振、黄疸、衰弱。死に至ることもある
・ダニ麻痺症
→吸血時に神経毒を注入するダニがいる。
ふらつき、歩行困難、呼吸困難になる
また、ノミとマダニ寄生の両方に起こる感染症として、猫ヘモバルトネラ症とがあります。
猫ヘモバルトネラ症とは、ノミ・マダニによって媒介され、ヘモバルトネラ・フェリスという病原体が赤血球の表面に寄生し、赤血球が破壊され貧血が起こる病気です☁
輸血や母猫の胎盤からも感染することがあります💀
よく患者様から「冬の間もノミやマダニの予防はしなくてはならないのですか?」という質問を頂きます💡
発生時期として、
ノミ→3月~12月頃(室内など暖かい環境の場所には1年中生息できる)
マダニ→1年中 と言われています📝
なので通年で予防をすることがおすすめです👌❕
では、楽しいGWをお過ごしください😊✨