こんにちは🐶🐱
ARどうぶつ病院です🏥
本日のジメジメ具合はすごいですね☔
朝、1歩外へ出た瞬間からモワ~という空気を感じて驚きました😲💦
今日のように湿度が高いと罹り易い疾患があります💀
①熱中症
②食中毒
③外耳炎(耳の疾患)
④皮膚炎
上記4つについてお話させていただきます🙇↓↓
【熱中症】
先日のブログで熱中症について記載しておりますので、お読みください📝
この時期の熱中症で特に気を付けることは、『エアコンはドライ設定にする』ということです。梅雨の時期は蒸し暑いですよね😥
わんちゃんやねこちゃんは、舌から体内の熱を蒸散させて体温調節を行なっております。⚠
エアコンで気温を下げても湿度が高いと舌からの蒸散が阻害されるので、必ずドライ(除湿)設定にしましょう⚠
【食中毒】
この時期は人間の食べ物もすぐにカビや細菌が繁殖しやすくなっていたり、傷みやすくなっています。これは、ペットフードも同様です🍚
食べ残しをそのままあげていたり、お皿を洗わないでそのまま使っていたりしませんか?
食べ残しはすぐ捨てて新しいフードに入れ替えましょう。
フードやお水のお皿も使用前にきれいに洗ってから使用するようにしてください🙆
また、ペットフードを開封して別の容器に移す、1ヶ月以上かけてフードを食べきるといったことはございませんか?
それもペットちゃんにとってはNGです🙅
フードの入っている袋は、空気を通さず、ジッパー付きで遮光性のあるものが使用されているものが多いです。
これは、酸化のリスクがあるものを保存する際に使われる特殊な製法で作られているので、他の容器に移すという行為はおすすめできません🙅
むしろ、その保存方法でフードを傷めてしまう可能性があります💦
ただ、完全に酸化を防ぐというものではないので、開封後は3週間で使い切るのが理想です。
心当たりのある方は、この時期は特にフードの保存方法を見直してみてください👌
【外耳炎】(耳の病気)
湿気が多いと、耳の中の細菌が繁殖しやすいです。
垂れ耳の子に多い疾患かと思いきや、梅雨の時期は立ち耳の子も注意が必要な疾患になります⚡
トイプードルちゃんなどの耳の中に毛は生える犬種は、必ず耳毛を抜くようにしてください。
病院でもやってもらえますが、耳毛が生える犬種は定期的にトリミングへ行っていると思いますので、トリミングの時に一緒に耳毛抜きをしてもらってください。わんちゃんのストレスも1度で済みます。
ただでさえ通気が悪い耳の中に毛が生えていると、細菌の繁殖を助長してしまいます💦
もし頭を頻繁に振るようになったり、肢で掻いていたり、床に頭をこすりつけたりなど痒そうな仕草をしていたら、すぐに動物病院に受診してくださいね🏥
【皮膚炎】
耳疾患を似ているのですが、この時期は体毛の下は湿気りやすく細菌が繁殖しやすい環境になります。
カビや寄生虫の発生数の増加に比例して、皮膚疾患の発症も増えると言われています。
また、湿気のせいだけでなく、雨でお散歩に行けないストレスで肢先を舐めたりして皮膚疾患になることも…😰
こまめにシャンプーをして、清潔に保ってあげること(※シャンプー後はしっかり乾かしてくださいね🚿)、もし雨の日にお散歩に行った場合は、しっかり拭いて乾燥させてください。
毎日のブラッシングでも清潔をある程度保てます✨
また、小型犬の子は雨の日のお散歩が難しい方もいらっしゃるかと思います。
お散歩に行けない日が続いた場合は、お散歩に行けない日は室内で“これでもか!”というくらい遊んであげてください🙆
そうすることでストレスによる行動での皮膚炎を予防していってくださいね。
上記であげた疾患の他にも、この時期は気圧、気温の変化で元気や食欲がなくなるペットちゃんもいます。
エアコン等でしっかり環境を整えてあげましょう。
気圧のストレスでも嘔吐や下痢がみられる場合がありますので、症状があれば病院に受診してくださいね🏥
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