現在、エキゾチックアニマルの新規受付は紹介のみとしております。詳しくは下記リンクをお読みください。
「エキゾチックアニマルの診察について」のブログ記事一覧-AR(エーアール)どうぶつ病院ブログ
こんにちは🐶🐱
ARどうぶつ病院です🏥
↓まず下記のリンクをご確認ください。
● ≪重要≫7種混合ワクチンについてのお知らせ📝
先日、横浜市青葉区でレプトスピラの感染が確認されたそうです💀⚡
登戸の辺りもネズミの目撃情報が多いので注意が必要ですね。
本日はレプトスピラ症について書かせていただきます📝

【レプトスピラ症とは】
レプトスピラ症は、人獣共通感染症の1つで、感染が発覚すると届出が必要な感染症になります。
発生状況などは、農林水産省のHPにて公表されておりますので良かったらリンクに飛んでみてください✈
https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/kansi_densen/kansi_densen.html
【原因】
レプトスピラという細菌によって引き起こされる感染症です。
ネズミなどの野生動物の尿(尿を含んだ水や土も該当)に接触したり、汚染された水や食べ物を口にしたりすることで感染します。
大雨が降った後などのお散歩は特に注意が必要です☔
【症状】
発熱や元気消失から始まり、重症化すると肝不全や腎不全を起こします。
それによって、黄疸・尿毒症・ショック症状・血尿・血便などの症状が起こり死に至ることもあります。
また、人に感染すると発熱や筋肉痛、そこから腎不全や黄疸が起こると言われております☁
【予防、対策】
◎年1回の混合ワクチン接種
日本におけるレプトスピラにおいて発生率、感染時症状の重篤性などを加味し、予防として必要な7種混合ワクチン(カニコーラ、イクテオヘモラジー入り)をお勧めします💉
また、レプトスピラは1年弱で予防に必要な抗体価が無くなってしまう為、数年に1度の接種はおすすめしません🙅必ず年1回で接種しましょう。
希望者が多い場合において、4種の血清型を予防できる9種ワクチンも検討しますのでご希望の際は当院にご連絡ください💭
◎湿ったところへ行かない
じめじめしたところはネズミもいますし、細菌の繁殖もしやすい環境になります。
出来るだけ避けてのお散歩をした方がリスクは低くなります。また梅雨の時期のお散歩も気を付けてください🙇
川や山などに行く場合は、必ずワクチンを接種してから向かいましょう。
7種ワクチンに関しては、当院では年1回の接種をおすすめしております。
https://kvma.jp/wp/wp-content/uploads/2025/01/leptospira-1.pdf
上記の様に、以前より神奈川では(東京、埼玉、千葉でも同様ですが)レプトスピラは発生しております💀洪水や浸水なども毎年常に起こっているこの現状において、なぜか5種のワクチンや3年に1度の予防接種を勧める動物病院もあります💉
発生してから急いで7種や9種をそろえて予防を始める病院はまさに「泥棒を見て縄を綯う」状況です。ワクチンの供給が不安定になってからでは遅いですよね。
↓↓↓レプトスピラとはまた違う感染症ですが、下記のようなものもあります↓↓↓
【日本紅斑熱】感染症予防のための情報提供について(令和4年10月11日発表)
注意!!SFTS感染症が出ています!!|お知らせ|伊豆のペットクリニック&ペットホテル・南伊豆動物病院
他病院のHPブログからですが南伊豆では猫からマダニ媒介のSFTSが発生しております。
上記病気は発症猫ちゃんだけでなくその飼い主や治療しようとした獣医師も死亡しております…
非常に重篤な病気がすぐ近くに来ていることを自覚して、予防を行ないましょう✋
当院でもノミ、マダニ、フィラリア、定期駆虫予防をしていない動物のオーナーさんにはしっかりと伝えてますが、それでも予防をご希望されない、したくないとの意向のご家族様にはスタッフの命を守る観点からも他院での診療をお願いすることもございます🙇
もちろん、ネットなどで正しい予防薬を購入し予防ができているなら問題ありません🙆
(※注:忌避薬は予防薬ではありません🙅⚠)
もし商品名が分からなければ、LINE等でお問合せください。
ワクチン打つことによって予防できる病気もありますので、予防をしっかりして安全に遊びやお散歩を楽しんでくださいね😊🎵